こんにちは、阿久梨絵です!
セキュリティソフト選びは「名前」や「価格」以上に、実際に使ってみてどうだったかが重要。今回は、ノートン360 プレミアムⅡ(アップグレード版)を契約し、インストールまで体験した記録をお届けします。
2022年7月の コンビニ払いで ノートン を購入してみた。2022年7月版 のアップデート記事になります。
関連記事:コンビニ払いで ノートン を購入してみた。2022年7月版
「新規契約のほうが安い」ことにモヤっとした件・・・製品を選ぶまでの過程
今回気になったのが、更新よりも新規契約のほうが安くなるケースがあるという点。長く使っているユーザーが“更新”によって割高になる流れには、少し違和感を覚えました。新規契約で進めようとするも、登録していたIDから更新扱いとなり今回更新という方法になりました。
もちろん、キャンペーンや割引施策によって料金体系が変わるのはよくある話。ただ、それでも「継続ユーザーへのメリットが見えにくい」設計はどうなんだろう?と考えてしまいます。
新規ユーザー獲得のための価格戦略なのかもしれませんが、それならなおさら、既存ユーザーには“更新特典”や“継続割引”などで還元してほしいところ。結果的に、新規契約の方がコスパよく見えてしまう構造には一石を投じたくなりました。
新規契約で「3年 5台 15,980円」・・・・これを大本命に検討していました。

画面を進めると(現契約のIDで進めると、、、)延長でしか購入ができないことになっていました。
お客様へのおすすめ :ノートン360プレミアムⅡ 3年 5台 + 各種サポート 24,660円(税込)・・・各種サポートは不要かな。
ご利用中の製品を延長する:ノートン360プレミアム 3年 5台 20,880円(税込)

最新の製品にアップグレードする:ノートン360プレミアムⅡ 3年 5台 20,880円(税込)

プレミアムとプレミアムⅡ、料金が同じなら迷わずⅡを選ぶべき?
ノートン360プレミアムとの価格差はほぼなし。ならば、機能が強化されているⅡを選ぶのが自然ですよね。
ところが今回のアップグレード版は対応台数が5台まで。名前から想像するより控えめだったのはちょっと意外でした。契約形態や販売チャネルにより、仕様(10台まで対応可能?)が異なることがあるようです。
関連記事:ノートン360 プレミアム vs. プレミアムⅡ:違いを徹底解説!
クレカ決済はスムーズ…でも画面表示がもたついた?
今回の契約はクレジットカード決済。支払いそのものは滞りなく完了しました。ただ、決済後の画面表示に少し時間がかかる場面もあり、正直「止まった?」と思う瞬間が…。原因がパソコンなのかシステムなのかは判別不能でしたが、焦らず待つのがポイント。この遅さ、怪しいサイトにアクセスしてしまったのか???とい不安を感じさせる状況でした。

決済画面の右下付近に、クーポンコードの入力欄があるので、クーポンコード使える方は、忘れずに、、、
数日前、パソコン使用中に突然、画面に(今じゃない。。。というタイミング)で割引の案内がありました。
この案内は、見逃さずに、確認することをお勧めします。
20%割引で購入できるクーポンコードが利用できます。

20%割引が適用されました。(16,704円税込)
初回は無条件で表示されました。しかし、画面反応が遅い。止まった。・・・何度も再起動したら、2回目以降クーポンコードが無条件で表示されません。控えが必要です。
これが完了すると、確認画面が表示されます。これで決済手続きは完了です。
ダウンロードのボタンとともに、ボタンに従ってパソコンにインストールを行います。

バックアップ容量はまさかの175GB
クラウドバックアップ容量が、当初の仕様(50GB)を超えて75GB…さらに175GBまで増量表示されたときは思わず「ラッキー!」。3年前にインストール後、75GBだった容量が数日経って確認すると、50GBに減っていて一部ファイルが消えたこともあるので要注意です。今後も変動があるかもなので、油断せず利用したいところです。

「プレミアムⅡ」が表示されない…でも機能は動いているので様子見
インストール後、「マイノートン」画面には“Ⅱ”の表記が見当たらず。「あれ?」と思いましたが、保護機能・期間延長は問題なく作動。ウイルス対策もVPNも正常で、契約台数やバックアップ容量も反映されているようなので、ひとまず様子見という判断に落ち着きました。
最新の製品という表記がありましたがコントロールパネルのアプリケーションでもノートン360としか表示がないので、「プレミアムⅡ」はクラウド上のサービス・ライセンスの違いなのかな。。。ということで。
学んだこと
・製品名と実際の仕様(対応台数や容量)は必ず契約情報で確認を
・クレカ決済後のもたつきはあるが、冷静に待つのが吉
・バックアップ容量は変動の可能性あり!定期チェックを忘れずに
・割引案内の表示の際は、スルーせずに確認を
まとめ
ノートン360プレミアムⅡの契約〜インストールまでを体験して改めて感じたのは、「表に見える情報」と「ユーザーが実際に体験するプロセス」にはしばしば乖離があるということ。
以下の点が特に印象的でした。
・更新より新規契約のほうが安いという価格構造に、ユーザーとしての違和感。長期利用者の存在が軽視されているように感じる瞬間がある。
・製品名と機能のずれ(Ⅱの表記が表示されない等)があることで、初回ユーザーには戸惑いが生まれる余地がある。
・決済画面の不安定さとクーポン表示の不確実性は、ユーザー体験として改善の余地あり。
・バックアップ容量の変動は嬉しいサプライズでもあるが、過去の減少経験があるからこそ慎重な対応が必要。
・販売チャネルや契約形態で仕様が変わるという“知らなければ損する”情報格差が存在する。
こうした体験を通じて、ただ“使える”かどうかだけでなく、製品との向き合い方や契約・購入の選択そのものが重要な判断材料になることを改めて実感しました。
今後、セキュリティ製品を選ぶ際には「価格・機能・表示・販売形態」の複合的な検討が必要になるでしょう。特に、既存ユーザーへの誠実さや透明性が、ブランドの信頼性を左右する時代に入っているのではないでしょうか。
これから契約を考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
阿久梨絵でした!

