iCloud をパスキーでサインイン:便利か、それとも面倒か?

iCloudサインインする際、あるキーワードが気になりました。
通常「パスワードで続行」しか使っていませんが、
画面下部付近で、「パスキーでサインイン」「iOS17を搭載したデバイスが必要です。」って何だ???

このキーワードについて調べてみました。


操作の流れ
1.このキーワードが表示されるタイミングは、AppleIDでサインインメールまたは電話番号を入れた画面で「パスキーでサインイン」を選択します。
2.「apple.comのパスキーを選択する」画面で、「スマートフォン、タブレット、またはセキュリティキーを使用する」を選択します。

3.Bluetoothが使用できる環境でないと使えないようです。設定されていない場合「オンにする」を選択します。
同時にパソコン、スマホ等のBluetoothの環境(ペアリング)を整えてください。

4.パソコン画面にQRコードが表示されるので、スマホ等のカメラで読み取ります。表記上、QRコードはぼかしを入れています。

5.スマホ画面の下部の「パスキーでサイン(イン)…」をタップします。パソコンとスマホ間で通信が行われるので待ちます。

6.スマホ画面で、「Touch IDを使用してサインインしますか?」が表示されるので、指紋認証(Touch ID)を行います。
7.パソコン画面では、iCloud のポータル画面が表示されました。


2段階認証と同様の機能でサインインできます。
使ってみての感想ですが、2段階認証でいいのでは。。。
理由として
・QRコードの読み取りが面倒
・指紋認証後、少し時間がかかるので2段階認証の方がレスポンスがいい(と思われる)
Bluetooth設定を常にオン(ペアリング状態)にしておく必要がある。
・使用できるスマホのiOSに依存する機能である。
・現2段階認証でも面倒を感じるが、それ以上にスマホ操作が煩わしい

メリットは何だろう???6桁のコードを読み取って入力するのがなくなる程度ですが、スマホを使っての操作を考えると、デメリットに近いです。

新機能だからセキュリティが強化されたという感じも受け取れませんし、使用するに当たっていままでの2段階認証でも充分と思われます。(違いが見えません。)

私は面倒と感じましたが、この記事を読んだ方、実際使ってみての感想は異なるかもしれません。今後、利便性&セキュリティが向上するような機能になることを待ちたいと思います。

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