Gitが快適すぎる! Windows 11で最強環境を作る5ステップ

こんにちは、阿久梨絵です!
Gitは、現代の開発に欠かせないバージョン管理ツール
Windows 11でももちろん使えますが、ちょっとした設定を加えるだけで、より快適で効率的な開発環境が手に入ります。

この記事では、Git Bashの導入から、VS Codeとの連携、SSHキーの設定までWindows 11でGitを快適に使うための設定術を紹介します。

Step 1:Git for Windowsをインストール

まずは公式サイトから Git をインストールしましょう。

Git for Windows公式サイト: https://git-scm.com/

インストール時のポイント

「Git Bash Here」を有効にすると、右クリックからGit Bashを起動可能
・「Use Git from the command line and also from 3rd-party software」を選択すると、他のツールでもGitが使えるようになります

Step 2:Git Bashを使いやすくする設定

Git BashはLinux風の操作ができるターミナル。以下の設定でさらに快適に

ユーザー名とメールアドレスの設定

git config –global user.name “Your Name”
git config –global user.email “your.email@example.com”

カラー表示を有効化

git config –global color.ui auto

エイリアス設定(例:git stでgit status)

git config –global alias.st status
git config –global alias.co checkout

Step 3:VS Codeとの連携

Visual Studio CodeはGitとの相性抜群。以下の設定で連携を強化できます。

Git拡張機能の導入

VS Codeには標準でGit機能が搭載されていますが、以下の拡張を入れるとさらに便利

GitLens:履歴や差分を視覚的に表示
Git Graph:ブランチ構造をグラフィカルに確認

Git BashをVS Codeのデフォルトターミナルに設定

VS Code」 → 「設定」 → 「terminal.integrated.defaultProfile.windows」 に以下を追加

json
{
“terminal.integrated.defaultProfile.windows”: “Git Bash”,
“terminal.integrated.profiles.windows”: {
“Git Bash”: {
“path”: “C:\\Program Files\\Git\\bin\\bash.exe”
}
}
}

Step 4:SSHキーの設定(GitHub/GitLab連携)

HTTPSよりもSSHの方が認証がスムーズで安全です。

SSHキーの生成

ssh-keygen -t ed25519 -C “your.email@example.com”

生成された公開鍵(~/.ssh/id_ed25519.pub)をGitHubやGitLabの「SSH Keys」に登録

SSHエージェントの起動と登録

eval “$(ssh-agent -s)”
ssh-add ~/.ssh/id_ed25519

これで、毎回パスワードを入力せずにGit操作が可能になります。

Step 5:WSL2環境でもGitを使うなら

WSL2(Linux環境)でもGitは快適に使えます。以下のような構成がおすすめ

・VS Codeの「Remote – WSL」拡張でWSL内のGitを操作
・LinuxのパッケージマネージャーでGitをインストール

sudo apt update && sudo apt install git

WSL2なら、Linuxベースの開発環境とGitの相性も抜群です。

まとめ

Windows 11は、Gitの操作性を高める環境が整っています
Git Bashの導入、VS Codeとの連携、SSH設定を済ませれば、ストレスなくGitを使いこなせる開発環境が完成します。

「Gitは難しそう…」と感じていた方も、ぜひこの設定術を試してみてください。
あなたの開発効率が、きっと一段とアップします!
阿久梨絵でした!

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