iPhone の連絡先をパソコンで簡単に管理する方法

こんにちは、阿久梨絵です!【2025.6.9記事修正】
iPhone の連絡先が増えてくると、整理が大変ですよね。特に、長らく連絡を取っていない人や一時的に登録したデータが混ざっていると、スマホ上で1件ずつ確認するのは面倒です。そこで、 iPhone の連絡先をパソコンにエクスポートして管理する方法を試してみました。

iPhoneの連絡先をパソコンで管理するメリット

一括で整理できる

スマホの小さな画面では編集が大変ですが、パソコンなら一覧表示で効率的に整理できます。

バックアップとして保存できる

万が一、iPhoneを紛失したり故障した場合でも、パソコンに保存しておけば安心です

Excelで編集可能

CSV形式に変換すれば、Excelで連絡先を編集しやすくなります。

操作方法

iPhone 上のデータ(今回用にサンプルで作りました。)

1.iPhone設定iCloudをタップします。

2.「より多くのアプリを同期」をタップします。

3.「他のアプリやサービスをオンにする」で「すべてオンにする」をタップします。

4.「このiPhone のジャーナル、safari…連絡先…iCloudにアップロードして結合します」で「結合」をタップします。

以降、パソコンでの作業です。
5.パソコンiCloud(https://www.icloud.com/)にアクセスします。

6.サインイン(メールまたは電話番号/パスワード入力)します。


6.iCloud画面で「連絡先」を選択します。

7.連絡先の一覧が表示されます。直近で登録したテストデータ3件が表示されているので同期が取れている状態です。

8.左メニューで「すべての連絡先」を選択して、右側の設定アイコンで「vCardを書き出す」を選択します。

9.ダウンロードフォルダに「iCloud vCards.vcf」がダウンロードされていることを確認します。

10.Windowsのメモ帳テキストエディタ(※)で「iCloud vCards.vcf」を開きます。
iCloud vCards.vcfをダブルクリックして、データをすべてメモ帳に貼り付ける方法でも可能です。
直ぐに、名前を付けて「cvs」形式に変換します。今回「iCloud vCards.csv」で保存します。

※注意:vcfファイルのコードはUTF-8です。EXCELで参照するには、S-JISコードに変換する必要があります。コードが変換できるテキストエディタを使いましょう。

11.「iCloud vCards.csv」をダブルクリックすると、EXCEL上でiPhone の連絡先情報が展開されます。


コードの変換をミスると、文字化けが発生するのでUTF-8 → S-JISを再度実施する必要があります。

12.縦に並ぶ形式になります。BIGIN:VCARD~END:VCARDが1連絡先となります。

まとめ
以上の手順で、iPhone の連絡先をパソコンで管理することができます。これで整理も簡単にできるようになりますね。

関連記事:EXCELで編集した iPhone の連絡先を iPhone に反映させる方法

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