こんにちは、阿久梨絵です!
Webサイトを運営していると、 URL の末尾に `/`(スラッシュ)があるものとないものを見かけます。たとえば
・`https://aqlier.com/webdoc/`
・`https://aqlier.com/webdoc`
この違い、実はWebサーバーの挙動やSEOにも関係してくる重要なポイントなんです。この記事では、 URL 末尾のスラッシュの意味とその違いについて、初心者にもわかりやすく解説します。
スラッシュの有無で何が違うの?
1. ディレクトリ vs ファイルの扱い
・`https://aqlier.com/webdoc/`
→ ディレクトリ(フォルダ)を指す
→ サーバーはこのURLを「webdocというフォルダの中のindexファイル」を探す
・`https://aqlier.com/webdoc`
→ ファイルを指す(拡張子が省略されている可能性も)
→ サーバーは「webdocという名前のファイル」を探す
2. リダイレクトが発生することも
多くのWebサーバー(ApacheやNginxなど)は、ディレクトリにアクセスすると自動的に末尾に `/` を追加してリダイレクトします。つまり、`https://aqlier.com/webdoc` にアクセスすると、`https://aqlier.com/webdoc/` に転送されることがあります。
SEOへの影響は?
Googleは `/` の有無を別のURLとして認識する可能性があります。つまり、同じコンテンツが `https://aqlier.com/webdoc` と `https://aqlier.com/webdoc/` の両方でアクセスできると、重複コンテンツとみなされるリスクがあります。
対策
・URLを統一する(どちらかに301リダイレクトを設定)
・canonicalタグで正規URLを指定する
WordPressやCMSではどうなる?
WordPressでは、基本的にカテゴリーやページのURLには末尾に `/` が付く設計になっています。これはSEO的にも推奨されている形式です。
ただし、パーマリンク設定やプラグインによっては変更可能なので、URL設計は一貫性を持たせることが重要です。
まとめ
| URL形式 | 意味 | 推奨される使い方 |
|---|---|---|
| / あり | ディレクトリ | 一般的なWebページやカテゴリに使用 |
| / なし | ファイル | 特定のファイル(例:PDFや画像)に使用 |
ポイント
・URLは一貫性を持たせることが重要
・SEO対策として、リダイレクトやcanonicalタグを活用
・CMSやサーバー設定に応じて挙動が変わるので要確認
阿久梨絵でした!
