EXCEL で非表示行を除外した合計値の算出方法

こんにちは、阿久梨絵です!【2025.3.5記事修正】
EXCEL でデータ管理をする際、合計値を計算する機会は多いですが、非表示行を除外して計算したい場合があります。このようなケースに役立つ方法を紹介します。

サンプルデータ

確認:〇」のみを合計する方法です。事前にデータとフィルターを設定します。

SUM関数で合計値を算出する際の問題点

SUM関数はすべてのデータを計算対象にするため、非表示データも含めて合計します。そのため、見える数値だけで計算する方法を調べる必要があります。

関数SUMで合計値算出の際の問題点

設定方法

1. SUBTOTAL関数を使う

合計値計算でSUBTOTAL関数を使います。比較のため、SUMとSUBTOTALの2行に設定します。

2. 集計方法の設定

SUBTOTAL関数で集計方法「9(SUM)」を指定し、第二引数のためにカンマを入力します。

3. 範囲の指定

合計値算出のために範囲を指定します。この際、全データに対して範囲指定を行います。

4. フィルターの使用

フィルターで「確認:〇」を抽出します。以下のような表示になります。

5. SUBTOTAL関数による可視行の合計

SUBTOTAL関数の行では、可視行のみを対象にして合計値が算出されます。

この方法を使うことで、非表示行を除外した合計値を簡単に算出できます。
阿久梨絵でした!

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