Aqlier/ 7月 21, 2023/ Windows

EXCEL 365で登場したIFS関数について調べてみました。

IFS関数は、SWITCH関数と同等の使い方ができるようなので、違いを調べて見ました。
IF文の複数形?という位置づけなのかもしれません。

数値を判断して、区分分けしてみました。

サンプル
グループ分けで、数値1,234,5で分けていきます。ーーー
簡単にできる方法として、アイコンセットという方法があります。

条件付き書式」ー「アイコンセット」でアイコンを指定します。
以下は、アイコンセット完了後の画面です。

同一セル内で、「アイコン+数値」の表記になるので、数値は不要(消したい)。
そのため、文字色を(背景色と同じ)にしています。
数値によって、3グループに分けました。
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Switch関数を使った時

Switch(式、値1、結果1、値2、結果2… 結果n)の形式になります。
(表記上、数値とアイコンセット列の空白をカットしました。)
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IFS関数を使った時
IFS(判定1,結果1,判定2,結果2,…,判定n,結果n)
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使い分け
アイコンセットを使うメリット
・視覚的にアイコンで表示したいとき
面倒な設定をしたくないとき(EXCELにお任せ)

アイコンセットを使うデメリット
EXCELにお任せの判断にしたくないとき対応ができない
(例えば、1,2,345で分けたい)

Switch関数を使うメリット
・大量IF文の簡素化
・それ以外(プログラミングでいうOther)が大量にあるとき
Switch関数を使うデメリット
その値でしか判断できないので判断基準が大量にあるとき、設定が面倒
・アイコンセット風の表記をするには、「条件付き書式」で設定が必要

IFS関数を使うメリット
・大量IF文の簡素化
数式(XX以上、XX以下など)で判断したいとき

IFS関数を使うデメリット
判定式をすべて作成する必要がある。
・アイコンセット風の表記をするには、「条件付き書式」で設定が必要