EXCEL 365でのIFS関数の使い方:効果的な区分けと便利な応用

EXCEL 365で登場したIFS関数について調べてみました。

IFS関数は、SWITCH関数と同等の使い方ができるようなので、違いを調べて見ました。
IF文の複数形?という位置づけなのかもしれません。

数値を判断して、区分分けしてみました。

サンプル
グループ分けで、数値1,234,5で分けていきます。ーーー
簡単にできる方法として、アイコンセットという方法があります。

条件付き書式」ー「アイコンセット」でアイコンを指定します。
以下は、アイコンセット完了後の画面です。

同一セル内で、「アイコン+数値」の表記になるので、数値は不要(消したい)。
そのため、文字色を(背景色と同じ)にしています。
数値によって、3グループに分けました。
ーーー
Switch関数を使った時

Switch(式、値1、結果1、値2、結果2… 結果n)の形式になります。
(表記上、数値とアイコンセット列の空白をカットしました。)
ーーー
IFS関数を使った時
IFS(判定1,結果1,判定2,結果2,…,判定n,結果n)
―――
使い分け
アイコンセットを使うメリット
・視覚的にアイコンで表示したいとき
面倒な設定をしたくないとき( EXCEL にお任せ)

アイコンセットを使うデメリット
EXCEL にお任せの判断にしたくないとき対応ができない
(例えば、1,2,345で分けたい)

Switch関数を使うメリット
・大量IF文の簡素化
・それ以外(プログラミングでいうOther)が大量にあるとき
Switch関数を使うデメリット
その値でしか判断できないので判断基準が大量にあるとき、設定が面倒
・アイコンセット風の表記をするには、「条件付き書式」で設定が必要

IFS関数を使うメリット
・大量IF文の簡素化
数式(XX以上、XX以下など)で判断したいとき

IFS関数を使うデメリット
判定式をすべて作成する必要がある。
・アイコンセット風の表記をするには、「条件付き書式」で設定が必要

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