EXCEL 操作で選択式のリストボックスを使って値を取得する方法

EXCEL 操作で、選択式のリストボックスを使って値を取得する方法をまとめました。


使い方

1.EXCEL の「開発」ー「挿入」でリストボックス(フォームコントロール)を選択します。

画面のメニューで、「開発メニューがない場合もあります。この場合、下記の関連記事を参照してください。
EXCEL で画面上で選択する方法のチェックボックスを使って値を取得する方法

2.欄外にリストボックスで表示したい値(今回は、住所関連で「都県」を使います。)を設定します。

リストボックスを右クリックして「オブジェクトの書式設定」ー「コントロール」で「入力範囲」を指定して「OK」を押します。
3.次に、「オブジェクトの書式設定」ー「コントロール」で「リンクするセル」でセルを指定するか「上矢印」を押します。

4.上矢印を押したとき、出力先のセルを指定します。
5.出力先は、選択した値(都県名)でなく表の位置なので、Vlookup関数で、選択した値を取得します。都県だけでは値の取得ができないので、都県の左に行番号を設定しています。

6.選択した値に変換して表示します。

取得した値を直接Vlookup関数で使うことができない(と思われる)ので、一旦出力が必要です。この値は、目立たない場所か、背景色と同じ文字色を使うことで解決できそうです。

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リストボックス(フォームコントロール)と類似機能と言えるので、コンボボックス(フォームコントロール)の方法も使ってみました。操作は、上記とほど同様なので割愛します。

1.EXCELの「開発」ー「挿入」でコンボボックス(フォームコントロール)を選択します。

2.コンボボックス(フォームコントロール)が表示されます。

3.表示する都県を設定して「オブジェクトの書式設定」ー「コントロール」で「入力範囲」を指定して「OK」を押します。
4.「オブジェクトの書式設定」ー「コントロール」で「リンクするセル」でセルを指定して、Vlookup関数を使って、選択した都県名を表示させます。

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使ってみて、選択式のインタフェースは、使い勝手がいいです。
リストボックス(フォームコントロール)は、見かけるケースが多いですが、コンボボックス(フォームコントロール)を見かける機会が少ないです。
操作で説明がないとを押すことが難しい点があります。

リストボックスで対応できるのは、都道府県(47行)が妥当と言えます。無限に存在するようなものは探し出すのが困難なので、このインタフェースでないものを選択することが無難です。

 

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