アプリ 開発の経験則:3回レベルアップして初めて使えるものになる!!

iOS アプリ の開発をするにあたって、あることを思いだしてしまった。。。
昔読んだ(買ったはずの)「マーフィーの法則」という本だったか???

その一文で「 アプリ は、3回レベルアップして初めて使えるものになる。」とか。
記憶が曖昧で正しい文章でないですが、ニアンス的にこんなことを言っていたような。。。

ここにきて アプリ 制作&保守を行う上で、これは理にかなっている文章と言えます。
アプリ を使用する際も、利用者視点で踏まえると、この一文は納得できることが多いです。

世の中には頻繁に アプリ をアップデート(リリース)しているものもあります。
週ベースで「軽微な障害対応」って、品質どーなんだ???っていう気になるものも見かけますが、、、

この奥深い(と感じた)一文を紐解いていきます。
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初期リリース

アプリ 開発に当たり、同じタイミングで類似 アプリ が出現するとややっこしいことが起きるので、早急に アプリ を最低限機能(短時間の開発期間)でリリースしたい思いがあります。
また、Apple審査で却下されて、根本見直しでリリースNGになることもあり、時間をかけたくない思いもあります。

そのため、「どこよりも早くアプリを開発しました。」という感じでリリースを行います。

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1回目のレベルアップ。

テスト環境では発見できない障害が、実際の動作環境で見つかることがあります。ダウンロードした利用者向けに、障害対応を早急に実施する必要があります。その対応でレベルアップ(リリース)します。

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2回目のレベルアップ。

1回目のレベルアップで障害が落ち着いた段階で、初期リリースで後回しにした機能改善点を付加してレベルアップ(リリース)を行います。

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3回目のレベルアップ。

2回目のレベルアップの障害対応(微調整、再度機能付加)を行う必要が発生するのでレベルアップ(リリース)を行います。

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弊社では、経験則でこの流れで開発していたことがあります。
アプリ の品質を向上するには、「3回目のレベルアップ」が必要と言えます。

初期リリースでは、最速リリース至上主義のため、機能的に不完全であることもあります。
時間をかければ品質面の向上がなされますが、QCDを考えるとどーなんだろうか?
利用者が少ないアプリに時間をかけるのは、得策でないような。

それ以降のレベルアップは、利用者数、アプリの機能、影響度を見て今後のレベルアップを策定していくことになります。

最終的に収益に直結するかが大切で、、、・・・これが アプリ 開発の難しさかもしれません。

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2023.04.18追記

この文章が気になって、「マーフィーの法則」の本を探してみた。
読んでいくと、このフレーズがない。似たフレーズもない。

でも、どこかで読んだ感じがしたけど、自分の経験則だったのかも

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