Aqlier/ 8月 27, 2021/ Windows

EXCEL で損益判断ができるグラフを作ってみました。
素材は、鉄道の定期券・ 回数券 どれがお得なんだろうか?

コロナ禍で出社からテレワークになり、定期券が無駄に感じてしまった。
回数券 がお得なんじゃないか?やっぱり定期券

そこで、EXCELを使って見える化してみました。

運賃:片道180円で同じ支払い方法で往復。
横軸:日付、縦軸:金額
普通回数券:有効期間3ヶ月11枚綴り、使い切ったら都度購入。

標準的な企業では、1か月の出社日数22日とすると、
16日なら回数券(回数券1枚残)
17日ならIC運賃
18日以上なら定期券・・・これは昔から言われていた日数と言えます。

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鉄道会社にもよりますが、普通回数券:11枚綴りと時差回数券(平日10時~16時入場、土日祝日):12枚綴りを併用した場合ってどうなんだろう?

普通回数券2・時差回数券1の割合で使用すると

16日(16往復)単位でお得感がありますが、基本的に運賃の支払いより高い支払い(先行投資)になります。

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さらに、普通回数券:11枚綴り、時差回数券(平日10時~16時入場、土日祝日):12枚綴り、休日回数券(土日祝日):14枚綴りを併用した場合ってどうなんだろう?

普通回数券1・時差回数券1・休日回数券1の割合で使用すると

お得感はある感じですが。。。初期にIC運賃より支払い(先行投資)が多いです。

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普通回数券2・時差回数券1・休日回数券1の割合で使用すると


初期の支払いが多く、全般的にIC運賃より支払いが多いです。メリットがありそうですが、割高感を感じます。

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時差回数券1・休日回数券1
の割合で使用すると
18日目にメリットがありますが、時間管理(10時~16時に使用)が、、、。難しい点もあります。・・・普通回数券は、必要なのかもしれません。

3ヶ月というスパンで見ると・・・。
普通回数券2・時差回数券1・休日回数券1の割合で使用すると


67日(67往復)目以降からIC運賃より安いメリットがでます。

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1往復当たりの料金という見方をすると、定期券で12往復以下の使用は、割高になります。休日は、1ヶ月最大10日前後なので往復という表現にしています。
定期券は、使い込むほど1往復あたり料金は反比例で安さを感じられます。

詳細で確認すると、以下になります。

個人的な所感。
・このグラフから「回数券はお得!」という感じは、得にくいですが長期的なスパンで見るとお得と言えます。
・1ヶ月16日~22日の使用予定の際は、シミュレーション検討することが必要と思われます。

回数券使用の注意点
・普通回数券、時差回数券、休日回数券を併用する場合、時間・曜日に合わせた回数券を準備する必要があります。
使用する順位は、「休日 → 時差 → 普通」で使用検討することでメリットがでます。
紛失しないように管理が大切です。
・特に休日回数券を一人で使用する場合、7往復(14枚)という縛りが出てしまいます。「来月は、定期券が安い」・・・切り替え時期の判断で検討が必要です。
・改札で、切符(回数券)を投入できるレーンが少ないです。
・IC乗車券に慣れている場合、回数券の紛失・改札で取り忘れなど、うっかりミスに注意が必要です。
振替輸送の対象になる鉄道会社もあるので、鉄道トラブル時に有効です。

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