こんにちは、阿久梨絵です!
IP アドレスの世界には、
「 IPv4 」と「IPv6」 という 2 つの大きな仕組みがあります。
IPv4 は
192.168.0.1
のように 4つの数字のかたまり で構成されていて、
それぞれのかたまりを オクテット(octet) と呼びます。
では、IPv6 の
240b:10:3a80:abcd:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx
のような 8つのブロック は、何と呼ぶのでしょうか。
実はここ、
「正式名称がない」 という少し不思議な世界になっています。
この記事では、
IPv4 の「オクテット」と、IPv6 の“あのブロック”の呼び方を
やさしく整理していきます。
1. IPv4 の 1 ブロックは「オクテット」
IPv4 は 32 ビットで構成されており、
・8 ビット × 4 = 4 ブロック
・1 ブロック=8 ビット=オクテット(octet)
という明確な定義があります。
192.168.0.1
↑ ↑ ↑ ↑
1 2 3 4 ← これがオクテット(ずれていますが、、、)
オクテットは 正式な技術用語 です。
2. IPv6 の 1 ブロックは「正式名称がない」(今のところ)
IPv6 は 128 ビットで構成されており、
・16 ビット × 8 = 8 ブロック
・1 ブロック=16 ビット
という構造になっています。
ところが、
IPv6 の 16 ビットブロックには正式な名称がありません。
RFC(公式仕様書)でも、
「16 ビットのフィールド」としか書かれていません。
3. 現場では「ヘクテット(hextet)」と呼ばれることが多いです
正式名称はないものの、
技術者の間では “ヘクテット(hextet)” という呼び方が広く使われています。
理由はシンプルで、
・hex(16進数)
・tet(オクテットの語尾に合わせた造語)
を組み合わせた言葉だからです。
240b:10:3a80:abcd:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx
↑ ↑ ↑ ↑
1 2 3 4 … 8個ある(ずれていますが、、、)
この 1 ブロックを「ヘクテット」と呼ぶと理解しやすくなります。
4. ほかにも「クァルテット(quartet)」という呼び方もあります
一部の文献では、
4桁(4文字)で構成されている ことから
“クァルテット(quartet)” と呼ぶ場合もあります。
ただし、こちらも正式名称ではありません。
まとめ
IPv4 では 8 ビットのブロックを「オクテット」と呼びますが、
IPv6 の 16 ビットブロックには正式な名称がありません。(今のところ)
現場では “ヘクテット(hextet)” という呼び方が広く使われており、
IPv4 のオクテットに相当する概念として理解されています。
IPv6 の構造を理解する際には、
「1ブロック=16ビット=ヘクテット」 と覚えておくと整理しやすくなります。
正式名称がないという点も、IPv6 のおもしろい特徴のひとつです。
阿久梨絵でした!
