こんにちは、阿久梨絵です!
iPhone を使っていると、画面上部(ステータスバー)の時計と、「時計」アプリ内の時計が ほんの少しだけズレて見える瞬間があります。
どちらも iPhone の内部時計を参照しているはずなのに、なぜこんなことが起きるのでしょうか。
結論から言うと、同じデータを使っているけれど、表示のタイミングが違うためです。
1. iPhone の時刻は「1秒ごとに更新されているわけではない」
iPhone の内部時計は非常に正確ですが、
画面上部の時計(ステータスバー)は常にリアルタイムで描画されているわけではありません。
ステータスバーの時計
→ 画面の再描画タイミングに合わせて更新
時計アプリの時計
→ アプリ内部で独自に秒単位で描画
つまり、両者は同じ時刻データを参照しているけれど、更新のタイミングが微妙に異なるのです。
そのため、たとえばステータスバーがまだ「59秒」を表示している瞬間に、時計アプリはすでに「00秒」に進んでいる…ということが起こります。
2. ステータスバーは省電力のために「更新頻度を抑えている」
iPhone はバッテリーを長持ちさせるため、
画面上部の時計を毎秒描画し直すような無駄な処理は行いません。
特に以下の場面では更新が遅れることがあります。
・アプリ切り替え直後
・ホーム画面に戻った直後
・負荷の高い処理をしているとき
・低電力モード中
この「描画の遅れ」が、ユーザーから見ると「時計がズレている」ように感じられます。
3. 時計アプリは「秒針」を持つため、より正確に見える
時計アプリは秒単位で動く UI を持っているため、
内部のタイマーが常に動いており、ズレが目立ちにくい構造になっています。
一方、ステータスバーは「分」単位の表示が中心で、秒の概念がありません。
そのため、秒の境目でズレが見えやすくなります。
4. 実際の時刻はどちらも同じ
ここが一番大事なポイントです。
内部の時刻データは完全に同じ。ズレているのは“表示のタイミング”だけ。
iPhone は定期的に NTP(ネットワーク時刻)で補正されているため、
実際の時刻がズレることはほとんどありません。
5. 気になるほどズレる場合のチェックポイント
もし「1秒どころじゃなくズレてる気がする…」という場合は、以下を確認してみてください。
・設定 → 一般 → 日付と時刻 で「自動設定」がオンになっているか
・低電力モードがオンになっていないか
・再起動して改善するか
・iOS のアップデートが保留になっていないか
ほとんどの場合、再起動で解消します。
まとめ
iPhone のステータスバーの時計と時計アプリの時計がズレて見えるのは、
・参照している時刻データは同じ
・ただし、描画(表示)タイミングが違う
・ステータスバーは省電力のため更新頻度が低い
という仕組みが原因です。
実際の時刻がズレているわけではないので、安心して大丈夫です。
阿久梨絵でした!
