こんにちは、阿久梨絵です!
「同じ ノートン なのに、WindowsとMacで画面が違う…」
そんな違和感、ありませんか?
実はこの違い、単なる見た目の差ではなく、OSごとの“設計思想”の違いから生まれています。
本記事では、ノートンのUIがWindowsとMacでどう違うのか、そしてその理由をやさしく解説します。
まずは前提:WindowsとmacOSのUI思想はまったく違う
| 項目 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| 設計思想 | 自由度重視/ユーザーに選ばせる | 一貫性重視/ユーザーを導く |
| ボタン配置 | 右上(閉じる・最大化・最小化) | 左上(閉じる・縮小・拡大) |
| 情報密度 | 高め/機能を詰め込む | 余白多め/視線を誘導する |
| 設定画面の構造 | 階層が深い/カテゴリ分割 | 階層が浅い/行動ベースで分類 |
| 表現の語感 | 技術的/機能名中心 | 行動誘導型/「やること」で分類 |
ノートンのUIも、それぞれのOSの“文化”に合わせて設計されているのです。
ノートンのWindows版:機能重視の操作パネル型
・セーフカム(Webカメラ保護)や検疫機能などが細かく表示される
・設定項目が多く、階層も深め
・画面はグレー系+アクセント色で、情報密度が高い
・サンドボックスやスタートアップマネージャーなど、詳細な制御が可能
Windowsユーザーは「自分で選んで守る」スタイル。
ノートンもそれに合わせて、細かく設定できる自由度の高いUIになっています。
ノートンのMac版:誘導型のシンプル設計
・起動時の画面がすっきりしていて、余白が多い
・スタートアップマネージャーなど、Mac特有の機能に最適化
・セキュリティ項目は「やること」ベースで分類されている
・配色は白+半透明+陰影で、美しさと統一感を重視
Macユーザーは「迷わず安心して使いたい」スタイル。
ノートンもそれに合わせて、視線誘導と美しさを重視したUIになっています。
機能面の違いもある
| 機能名 | Windows版での提供 | Mac版での提供 |
|---|---|---|
| サンドボックス | ○(提供あり) | ×(非対応) |
| セーフカム(マイク保護) | ○(Webカメラ+マイク) | ×(Webカメラのみ) |
| 機密データスキャン | ○(クラウド連携) | ×(非対応) |
| スタートアップ管理 | × | ○(Mac専用) |
画面だけでなく、機能の配置や対応範囲にも違いがあるため、見た目の印象も変わってきます。
まとめ
・Windowsは「選ばせるUI」、Macは「導くUI」
・ノートンはそれぞれのOSに合わせて、画面の構造・色・操作感を最適化
・機能の違いもあるため、画面周りの印象が大きく異なる
・どちらも「安心して使える」ことを第一に設計されている違いがあるのは当然。
でも、どちらも“守る”という目的は同じ。
ノートン は、あなたのOSに合わせて、最適な安心感を届けてくれるセキュリティパートナーです。
阿久梨絵でした!
