こんにちは、阿久梨絵です!
「朝、PCを立ち上げたら、なんかモッサリ…」
「起動した瞬間、いろんなアプリが勝手に立ち上がってる…」
そんな“ちょっとした不快”を、静かに解決してくれるのが── Windows の「Startup」フォルダです。
このフォルダを見直すだけで、PCの起動時間が短くなり、朝の作業がスムーズに始まるようになります。
今回は、Startupフォルダの役割と、安心して取り組める整理術をやさしく解説します。
Startupフォルダってどこにあるの?
Startupフォルダは、Windowsが起動したときに自動で実行されるアプリのショートカットが入っている場所です。
つまりここにあるものは、PCを立ち上げた瞬間に勝手に起動するということ。
保存場所はこちら
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
※ <ユーザー名> はご自身のWindowsユーザー名に置き換えてください。
このフォルダを見直すことで、不要な自動起動を止めて、PCの立ち上がりを軽くすることができます。
なぜ見直すとPCが快適になるの?
Startupフォルダにあるアプリは、PC起動時に自動で立ち上がります。
便利な反面、不要なアプリが多いと
・起動が遅くなる
・メモリやCPUを無駄に消費する
・作業開始までに“待ち時間”が発生する
とくに、以下のようなアプリは見直しの対象です。
・使っていないクラウドストレージ(例:同期してないDropboxなど)
・常駐していなくても困らないメッセンジャー系(例:Skype、Teams)
・自動起動しなくてもよいユーティリティツール(例:ランチャー、アップデート通知系)
安心してできる整理ステップ
1. Startupフォルダを開く
・エクスプローラーで上記のパスを入力すると、フォルダが表示されます。
2. 中身を確認する
・並んでいるのはショートカットだけ。削除してもアプリ本体は消えません。
3. 不要なものを削除する
・右クリック → 削除でOK。心配な場合は、削除前にバックアップしておくと安心です。
4. 再起動して変化を確認する
・起動が軽くなったら、効果あり。もし不便を感じたら、ショートカットを戻すだけで元に戻せます。
小さな見直しが、毎日の快適につながる
Startupフォルダの整理は、数分で終わる小さな作業。
でもその効果は、毎朝の「待ち時間」や「イライラ」を静かに減らしてくれるものです。
・「なんとなく遅い」を「すっきり快適」に
・「勝手に起動する」を「自分で選ぶ」に
・「朝のモヤモヤ」を「気持ちいいスタート」に
そんな変化を、Startupフォルダは静かに支えてくれます。
補足:他にも見直せる場所は?
・タスクマネージャーの「スタートアップ」タブ
・Windows設定の「アプリの起動」項目
・サードパーティ製の起動管理ツール(必要に応じて)
これらも併せてチェックすると、より効果的です。
まとめ
PCの起動時間は、毎日のリズムに直結します。
Startupフォルダを見直すことで、自分の作業スタイルに合った“静かな最適化”ができます。
・起動が速くなる
・不要なアプリが減る
・気持ちよく作業を始められる
そんな変化を、数分の見直しで手に入れてみませんか?
阿久梨絵でした!
