こんにちは、阿久梨絵です!
iPhone の充電、なんとなく「充電専用ケーブルのほうが速い気がする」と思ったことはありませんか?
今回、100均で購入した50cmの充電専用ケーブルと同じ長さの充電・データ転送ケーブルを使って、実際に充電時間を比べてみました。
※本記事は実測体験に基づくものであり、使用環境や個体差によって結果が異なる可能性があります。あくまで参考データとしてご覧ください。
実測に近い体験:8分の差
同じiPhone・同じ充電器・同じ残量(85%)で、2本のケーブルを使って充電してみたところ…
充電専用ケーブル:85% → 100% に 約45分

充電・データ転送ケーブル:同条件で 約53分
※すぐに付け替えたため、大きな誤差がない状態で行っています。

わずか8分の差ですが、体感としては「充電専用のほうがスムーズ」という印象を受けました。
なぜ差が出るの?
技術的には、以下のような理由が考えられます。
構造がシンプルで電流が安定しやすい
→ 充電専用ケーブルはデータ転送用の信号線が省かれているため、電力供給に集中できます。
短尺(50cm)で電圧降下が少ない
→ 長いケーブルほど電流が弱まる傾向がありますが、50cmならロスが少なく安定。
劣化の可能性もある
→ 今回使ったケーブルは100均で購入後しばらく使用していたため、充電・データ転送ケーブル側に劣化があった可能性も否定できません。
注意点:この比較は「参考データ」
100均ケーブルは個体差が大きい
→ 同じ価格でも、製造元やロットによって性能が異なることがあります。
急速充電には非対応の可能性
→ 最大出力が1.0A前後のため、急速充電(2.4A以上)を求める場合はMFi認証品などを選ぶのが安心。
劣化や端子の摩耗も影響する
→ 特にデータ転送対応ケーブルは構造が複雑なぶん、断線や接触不良が起きやすいことも。
まとめ
今回の比較では、充電専用ケーブルのほうがわずかに速く感じられました。
でもそれ以上に、「安定して充電できる」「軽くて扱いやすい」という安心感が大きな魅力です。
iPhone の100均のケーブルでも、用途に合わせて選べば十分に使える。
急ぎのときは短尺の充電専用、PCとの接続やバックアップにはデータ転送対応。
そんなふうに、ちょっとした使い分けが快適さにつながるのかもしれません。
阿久梨絵でした!
