【PC容量対策】 ノートン のウイルス定義ファイル、半年前のデータは削除してもいい?

こんにちは、阿久梨絵です!
セキュリティソフト「 ノートン 」を使っていると、Cドライブの空き容量が気になることがあります。特に AvVps フォルダー内にある .dat や .sig ファイルが大量に存在し、「これ、半年前のデータだけど削除してもいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は、ウイルス定義ファイルの削除可否と安全な管理方法について解説します。

ウイルス定義ファイルとは?

ノートンがウイルスやマルウェアを検出するために使う「脅威の特徴データベース」LiveUpdateによって定期的に更新され、最新の脅威に対応できるようになっています。

保存場所の一例

C:\Program Files\Norton\AvVps

このフォルダーには .dat, .sig, .nmp, .ini などのファイルが格納されており、これらが実質的な「ウイルス定義ファイル」です。

半年前の定義ファイルは削除してもいい?

結論から言うと、手動で削除するのは推奨されません

削除リスク

リスク内容
スキャンエンジンの不具合定義ファイルが欠けるとウイルス検出が正常に行われなくなる
LiveUpdateの失敗削除によって更新処理がエラーになる可能性
保護機能の低下古いファイルでも一部の挙動検知に使われていることがある

ノートンは、古い定義ファイルを自動的に置き換えたり削除したりする設計になっているため、ユーザーが手動で削除する必要は基本的にありません

安全なメンテナンス方法

1. LiveUpdateを定期実行

ノートンの「LiveUpdate」を実行することで、古い定義ファイルは自動的に整理されます。

2. 専用ツールで削除

肥大化が気になる場合は、ノートン公式の「Remove and Reinstall Tool」を使うことで、安全に不要ファイルを削除できます。

3. フォルダーサイズを確認

AvVps フォルダーが数GB以上ある場合は、更新失敗や一時ファイルの残留が原因かもしれません。再インストールでリセットするのも有効です。

まとめ

項目内容
半年前の定義ファイル手動削除は非推奨
削除の影響スキャン不具合・保護低下の可能性あり
安全な方法LiveUpdateまたは公式ツールで整理
フォルダー場所C:\Program Files\Norton\AvVps など

ノートン の定義ファイルは、見た目には「古いデータ」に見えても、内部的にはまだ使われている可能性があります。削除する前に、まずはLiveUpdateや公式ツールでのメンテナンスを試してみましょう。
阿久梨絵でした!

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