こんにちは、阿久梨絵です!
「朝フル充電したのに、夕方には20%…」
そんな経験、ありませんか?
iPhone のバッテリーは年々進化していますが、使い方次第で寿命が大きく変わるのが現実。今回は、iOS 18から本格搭載された「80%充電制限モード」について、仕組み・設定方法・メリット・注意点をまとめました。
そもそも「80%充電制限モード」って何?
これは、iPhoneの充電を最大80%までで自動停止させる機能。
リチウムイオン電池は「満充電(100%)」状態が長く続くと劣化しやすく、これを防ぐためにAppleが導入したバッテリー保護機能です。
対応機種(2025年9月時点)
・iPhone 15シリーズ以降(iPhone 16、17含む)
・iOS 18以上が必要
設定方法(iOS 18)
1. 「設定」アプリを開く
2. 「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」をタップ
3. 「充電の最適化」→「充電上限」を選択
4. 「80%」「85%」「90%」「95%」「100%」から選べる
※「最適化されたバッテリー充電」とは別機能。こちらはユーザーが明示的に上限を指定できます。
メリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バッテリー寿命が延びる | 過充電を防ぎ、劣化を抑制 |
| 発熱を抑える | 高電圧状態を避けて安定動作 |
| 動作が安定する | バッテリーの健康状態が良好に |
注意点・デメリット
・最大充電量が減るため、長時間の外出や旅行時には不安になることも
・フル充電が必要な場面では一時的に100%に戻す必要あり
「最適化された充電」との違いは?
| 機能名 | 特徴 |
|---|---|
| 最適化されたバッテリー充電 | iPhoneが学習して、必要なタイミングで100%まで充電 |
| 充電上限モード | ユーザーが明示的に上限を設定し、常時制限する |
→「80%で止めたい」と思ったら、充電上限モードが確実です。
まとめ
iPhoneのバッテリーは、ただ充電するだけじゃもったいない。
80%制限モードは「長く快適に使うための知恵」です。
弊社では、こうした「知らないと損する設定術」を、今後もわかりやすく発信していきます。
阿久梨絵でした!
