EXCEL が“勝手にやってくれる”時代へ—オートフィルとフラッシュフィルの使い分け術

こんにちは、阿久梨絵です!
EXCEL での作業中、「また同じ入力を繰り返してる…」「関数を使うほどでもないけど、面倒…」そんなモヤモヤ、感じたことありませんか?

実はその悩み、“オートフィル”と“フラッシュフィル”の使い分けだけで劇的に解消できるんです

この2つは、どちらも「EXCELが自動でやってくれる」機能。
でも、得意分野がまったく違う
それを知らずに使っていると、便利なはずの機能が“思った通りに動かない”というストレスにもなりかねません。

この記事では、オートフィルとフラッシュフィルの違いと、それぞれの最適な使いどころをわかりやすく解説します。

オートフィル vs フラッシュフィル:違いと使い分け

用途おすすめ機能理由
連続した数値・日付の入力オートフィル数列の法則に基づき自動補完できる
氏名の分割やメール抽出などフラッシュフィルパターンを学習して、関数なしで成形できる
パターンが複雑関数 or Power Queryより柔軟なデータ整形が可能(上級者向け)

オートフィル:規則性があるなら、ドラッグ一発

・「1」「2」「3」などの連番
・「月」「火」「水」などの曜日
・「2024/01/01」「2024/01/02」などの日付

セルの右下にある「フィルハンドル」をドラッグするだけで、規則性のあるデータを一瞬で入力できます。
これは、EXCELが“法則”を理解してくれるからこそできる技。

フラッシュフィル:関数なしで“学習して補完”

氏名から名字だけを抽出
メールアドレスからドメインだけを取り出す
番号の一部だけを抜き出す

例を1つ示すだけで、CtrlE一括補完
関数を知らなくても、EXCELが“こういうことがしたいんだな”と察してくれる
まるでAIのような補完力です。

まとめ

オートフィルとフラッシュフィルは、単なる入力補助ではありません
それは、EXCELがあなたの作業意図を“理解しようとする”機能です。

手作業に頼る時間を減らすことで、
あなたの思考は「入力」から「設計」へとシフトする。

つまり、EXCELはただの表計算ソフトではなく、“考える手”を持ったパートナーになりつつあるのです。
阿久梨絵でした!

上部へスクロール
Verified by MonsterInsights