こんにちは、阿久梨絵です！
Word で箇条書きを使うと、こんなことありませんか？
・勝手にインデントされて、レイアウトが崩れる
・改行しただけなのに、次の行も箇条書きになる
・数字や記号が勝手に変わる
・思った位置に文字が来ない！
…便利なはずの箇条書きが、逆にストレスになってる人、多いんです。
この記事では、Wordの箇条書きが勝手にインデントされる原因と、スッキリ使うための対処法を解説します！
なぜ勝手にインデントされるのか？
Wordの箇条書きは、「段落スタイル」と「自動書式設定」が連動して動いているため、以下のような挙動になります。
箇条書き＝段落の一種
・箇条書きは「段落」として扱われるため、自動的にインデントが設定される
・Wordは「見やすく整えるため」として、左端を下げる（インデント）仕様になっている
自動書式設定が働いている
・「1.」や「・」を入力すると、自動的に箇条書きに変換される
・その際、Wordが勝手にインデントを追加する
対処法：勝手なインデントを止める方法
1. インデントを手動で調整する
・箇条書きの行を選択
・「ホーム」タブ → 「段落」グループ → 「インデントを減らす」ボタンをクリック
・または、ルーラーでインデントマーカーをドラッグして調整
これで、見た目を自分好みに整えられます
2. 自動書式設定をオフにする
設定手順
1. 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」→「オートコレクトのオプション」
2. 「入力オートフォーマット」タブを選択
3. 「箇条書き（行頭文字）を自動設定する」のチェックを外す
これで、「・」や「1.」を入力しても勝手に箇条書きにならなくなります
3. スタイルを使って整える
・「スタイル」機能を使えば、箇条書きの見た目・インデント・フォントなどを一括管理できる
・「箇条書きスタイル」をカスタマイズすれば、毎回手直ししなくて済む！
文書全体の統一感を出したいときにおすすめ
ちょっとした裏技
改行で箇条書きを止めたいときはShift + Enter
→ 通常の改行（Enter）だと次の行も箇条書きになる
→ Shift + Enterなら箇条書きのまま改行せずに次の行へ
まとめ
Word の箇条書きは、自動で整えてくれる反面、思い通りにならないことも多い機能です。
・勝手なインデントは「段落スタイル」と「自動書式」が原因
・手動調整・設定変更・スタイル活用で快適に使える
・Shift + Enterなどの小技も覚えておくと便利！
次回Wordで箇条書きを使うときは、「Wordが何を勝手にやってるか？」を意識してみてください。
きっと、イライラせずにスッキリ使えるようになりますよ！
阿久梨絵でした！
