こんにちは、阿久梨絵です!
プレゼン資料 を作るとき、「色ってどうすればいいの?」と迷うこと、ありませんか?
グラウド、システム開発、PC商談、スマホアプリ──ジャンルによって雰囲気も違うし、色の選び方で印象が大きく変わることもあります。
でも、色はただの飾りではなく、“伝える空気”を作る設計要素です。
今回は、IT系プレゼン資料におすすめのカラーリングを、目的別・印象別に整理してみます。
色が持つ“印象の力”とは?
色 | 印象 | 向いている用途 |
---|---|---|
ブルー | 信頼・安定・知性 | クラウド・インフラ・企業提案 |
グリーン | 成長・安心・自然 | サステナブルIT・教育系・社内改善 |
グレー | 論理・中立・落ち着き | 技術資料・開発報告・比較分析 |
ネイビー | 高級感・専門性 | 経営層向け・戦略提案・BtoB商談 |
オレンジ | 活動・親しみ・元気 | スマホアプリ・UI提案・若年層向け |
パープル | 創造性・個性・洗練 | デザイン系・新規サービス・ブランディング |
レッド | 緊張感・注意・情熱 | 警告・強調・課題提示(使いすぎ注意) |
ポイント:色は「伝えたい空気」を先に決めてから選ぶと、迷わなくなります。
ジャンル別おすすめカラーリング
PC商談・ハードウェア提案
・ベース:ネイビー or グレー(専門性・安定感)
・アクセント:ブルー(信頼) or オレンジ(親しみ)
印象:落ち着いた中に、「使いやすさ」「導入しやすさ」を感じさせる
スマホアプリ開発・UI提案
・ベース:ホワイト or ライトグレー(余白感・モダン)
・アクセント:オレンジ(親しみ) or パープル(創造性)
印象:軽やかで、「触ってみたくなる」デザインに
クラウド・インフラ関連
・ベース:ブルー(安定) or グレー(論理)
・アクセント:グリーン(成長) or ネイビー(信頼)
印象:堅実で、「任せられる」雰囲気に
システム開発・技術報告
・ベース:グレー or ネイビー(論理・専門性)
・アクセント:ブルー(知性) or レッド(課題提示)
印象:冷静で、「根拠がある」資料に
補足:色は“構成とセット”で考える
色だけで印象は作れません。
構成・余白・フォントとのバランスが整ってこそ、色が活きます。
たとえば、強い色を使うなら、余白を広く取ることで“呼吸”が生まれる。
逆に、淡い色なら、フォントや図形でメリハリをつけると効果的です。
まとめ
・色は「飾り」ではなく「戦略」
・ジャンル・目的・聞き手に合わせて選ぶ
・ベース+アクセントの組み合わせで印象を操作する
プレゼン資料 は、言葉より先に“空気”が伝わる。
その空気を、色で設計してみませんか?
阿久梨絵でした!