迷惑メールに潜む“大文字 ドメイン ”の違和感。それ、運営者の“クセ”かもしれません

こんにちは、阿久梨絵です!
最近、迷惑メールのチェックをしている中で、ふと気づいたことがあります。
送信元の ドメイン が、全部大文字あるいは一部が大文字になっているものが妙に多いんです。

たとえば、
EXAMPLE.COM
MYBLOG123.COM
MNLo.com

一見すると「それっぽい」感じもしますが、どこか怪しい・信用できない印象を受けませんか?
その違和感、実は“素人っぽさ”や詐欺的な手口のサインかもしれません。

なぜ大文字ドメインは怪しく見えるのか?

業界標準は小文字

・企業やプロのWebサイトは、基本的に小文字で統一されています。
・例:google.com, amazon.co.jp, microsoft.com
  → 小文字は見慣れていて、信頼感がある。

大文字は視認性が悪い

・特に長いドメインだと、単語の区切りが分かりづらく、読みづらくなります。

“目立たせたい”素人が使いがち

  → 実際には逆効果。信頼性が下がることも

迷惑メールに見られる傾向

詐欺メールの送信元に、@MNLo.com のような不自然な大文字混じりのドメインが使われていることがある
有名企業を装っているが、公式ドメインと一致しない
・大文字で“それっぽく”見せようとしているが、逆に違和感を生む

素人っぽさを見抜くチェックポイント

以下のような特徴があると、信頼性に欠ける可能性があります。

 

項目素人っぽい特徴プロっぽい特徴
ドメイン表記大文字混じり、不自然な略語小文字統一、意味のある単語
サイト構成広告だらけ、情報が薄いコンテンツが整理されている
SSL証明書なし(http)あり(https)
運営者情報不明、連絡先なし明記されている

まとめ

大文字 ドメイン =即詐欺ではありませんが、
「慣れていない人が運営している可能性が高い」というのは、ひとつの判断材料になります。

迷惑メールを見ていて違和感を覚えたら、
ドメイン表記
SSLの有無
運営者情報の記載
など、他の要素も合わせてチェックすることで、安全なネット利用につながります。

迷惑メールの中にも、意外な“クセ”やヒントが隠れているものですね。
阿久梨絵でした!

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