こんにちは、阿久梨絵です!
「Excel マクロって何だか難しそう」
「下手にいじったら壊れそうで怖い…」
そう感じたこと、ありませんか?
私も最初は“謎の呪文”みたいに見えて近づけませんでした。
でもあるとき、マクロは「記録ボタン付きの作業メモ」みたいなものだと気づいてから、世界が変わったんです。
今回は、そんな“マクロ恐怖症”をゆるっと乗り越えるきっかけになるよう、やさしく・実践的にマクロの仕組みと活用法をご紹介します。
マクロって、何をしてるの?
ざっくり言うと…
「操作の自動記録&再生ツール」です。
・フィルターをかける
・セルに色をつける
・コピー&貼り付けを行う
これらの一連の流れを「記録」して、「再生」できるのがマクロの正体です。
難しい「VBA(Visual Basic for Applications)」というプログラミング言語を使っていますが、実はコードを書かずにマクロを使うことも可能です。
よくある“怖さ”と、その正体
怖いと思われがち… | 実際はこう! |
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マクロは「プログラミング」だから無理そう | 録画ボタン(マクロの記録)でカンタンに作成可 |
触ったら壊れる? | 元データを残せば安心&「元に戻す」も可 |
わけのわからない警告が出る | セキュリティ機能の一環 → 信頼できるファイルだけ有効化すればOK |
最初にやってみたい3つのマクロ活用例
① 「今日の日付を一発入力」マクロ
Sub 今日の日付を入れる()
ActiveCell.Value = Date
End Sub
・実行すると、選択セルに今日の日付(例:2025/07/18)を自動で入力
② 「色付き表の罫線と背景色を一気に整える」マクロ(記録で作成)
マクロの記録をオンにして
1. 範囲を選択
2. 背景をライトグレーに
3. 外枠に太線、内側に細線をつける
→ それだけで再利用可能な整形ボタンが完成
③ 「複数シートに一括書式適用」マクロ
Sub 全シートのA1を太字にする()
Dim ws As Worksheet
For Each ws In Worksheets
ws.Range(“A1”).Font.Bold = True
Next ws
End Sub
「複数シート操作」や「ループ処理」も、慣れれば怖くありません。
安全に使うためのポイント
・信頼できるファイルだけ「マクロ有効化」
・実行前にファイルをコピーして“保険”を残す
・最初は「読むだけ」マクロから慣れていく(※計算・整形系)
まとめ
マクロ を使うことは、「効率化のために自分がした作業を“再生可能な形”で保存する」こと。
それは、決して“特別なスキル”ではなく、明日をラクにするための道具なんです。
「毎日同じ作業してるな」
そう思ったら、そこにマクロの出番があります。
“怖い”から“ちょっと触ってみたい”へ──
あなたのExcel習慣が、きっとガラッと変わるはずです。
阿久梨絵でした!