EXCEL ユーザーがWPS Spreadsheetsを使うと感じる違和感とは?

こんにちは、阿久梨絵です!
Microsoft EXCEL を使い慣れた人がWPS Spreadsheetsに移行すると、操作性や機能の違いに戸惑うことがあります。
WPS Spreadsheetsは EXCEL と高い互換性を持っていますが、細かい部分で異なる仕様があり、慣れるまで違和感を感じることも。
今回は、 EXCEL ユーザーがWPS Spreadsheetsを使ったときに感じる違和感と、その解決策を紹介します!

① マクロ(VBA)が使えない

EXCELではVBA(Visual Basic for Applications)を使って、業務の自動化や複雑な処理を実行できます。
しかし、WPS SpreadsheetsではVBAが非対応のため、EXCELで作成したマクロが動作しません。

解決策

WPS Spreadsheetsの「スクリプト機能」を活用(ただし、VBAほどの自由度はない)
Googleスプレッドシートの「Apps Script」など、別のツールを検討

マクロを多用する業務なら、EXCELの方が適している

② 関数の種類が少ない

WPS Spreadsheetsは、基本的な関数(SUM、AVERAGE、IF、VLOOKUPなど)には対応していますが、EXCELの最新関数(XLOOKUP、LET、DYNAMIC ARRAYなど)は使えません

解決策

代替関数を探す(例えば、XLOOKUPの代わりにINDEX+MATCHを使う)
EXCELで関数を使う必要がある場合は、データをエクスポートして処理する

高度な関数を使うなら、EXCELの方が便利

③ 共同編集の機能が異なる

EXCELではクラウド上でリアルタイム共同編集が可能ですが、WPS Spreadsheetsでは共同編集の機能が制限されているため、スムーズなチーム作業が難しいことがあります。

解決策

WPS Officeのクラウド機能を活用(ただし、EXCELほどのリアルタイム性はない)
Googleスプレッドシートなど、共同編集に強いツールを併用

チームでのリアルタイム編集なら、EXCELやGoogleスプレッドシートが有利

④ UI(ユーザーインターフェース)の違い

EXCELに慣れていると、WPS Spreadsheetsのメニュー配置やショートカットキーの違いに戸惑うことがあります。
特に、リボンメニューのデザインや設定項目の場所が異なるため、最初は操作に時間がかかることも。

解決策

WPS Spreadsheetsの「クラシックモード」を使う(EXCELに近いUIに変更可能)
ショートカットキーをカスタマイズして、EXCELと同じ操作感にする

UIの違いに慣れるまで時間がかかるが、設定変更で調整可能

まとめ

EXCELユーザーがWPS Spreadsheetsを使うと、以下の点で違和感を感じることがあります。

VBA(マクロ)が使えない → s業務の自動化には不向き
関数の種類が少ない → 最新のEXCEL関数が使えない
共同編集の仕様が異なる → リアルタイム編集が制限される
UIの違い → メニュー配置やショートカットキーが異なる

WPS Spreadsheetsはコストパフォーマンスが高く、基本的な表計算には十分対応できますが、高度な機能を求めるならEXCELの方が適していることが多いです。
阿久梨絵でした!

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