HTTPと HTTPS の違い:Webサイトの処理を解説

こんにちは、阿久梨絵です!
Webサイトを閲覧する際、ユーザー視点ではHTTPと HTTPS の違いを意識することはほぼありません。
しかし、裏側の処理では大きな違いがあり、特にセキュリティとデータのやり取りに影響を与えます。

本記事では、Webサイトの処理を軸にHTTPと HTTPS の違いを解説します!

1. HTTPとHTTPSの基本的な違い

項目HTTPHTTPS
通信の暗号化なし(平文通信)SSL/TLSによる暗号化
セキュリティ低い(盗聴・改ざんのリスクあり)高い(データの保護)
ポート番号80443
SEO評価低い高い(Googleが優遇)
ブラウザ表示「安全ではありません」と警告が出る場合あり🔒鍵アイコンが表示される

ユーザーがWebサイトを閲覧する際、URLの「http://」と「https://」の違い以外はほぼ変わりません。
しかし、サイトの処理では、HTTPSの方がデータの安全性を確保するための追加ステップが存在します。

2. Webサイトの処理の違い

HTTPの処理フロー

1.ユーザーがWebサイトにアクセス
2.サーバーがHTMLデータを送信
3.ユーザーのブラウザがページを表示

HTTPSの処理フロー

1.ユーザーがWebサイトにアクセス
2.SSL/TLS認証(サーバー証明書の確認)
3.暗号化通信の確立(鍵交換)
4.サーバーがHTMLデータを送信
5.ユーザーのブラウザがページを表示

HTTPSでは、SSL/TLSによる暗号化処理が追加されるため、データの盗聴や改ざんを防ぐことができます

3. HTTPS化のメリットと導入方法

メリット

セキュリティ強化 → ユーザーの個人情報を保護
SEO対策 → Google検索で優遇される
信頼性向上 → 「🔒鍵アイコン」が表示され、安心感が増す

導入方法

無料SSL証明書(Let’s Encryptなど)を利用
・レンタルサーバーのSSL設定を有効化
・サイト内のリンクを「http」→「https」に変更

まとめ

ユーザー視点では、HTTPと HTTPS の違いを意識することはほぼありません。
しかし、Webサイトの処理では、HTTPSの方がセキュリティ強化のための追加ステップがあるため、安全性が向上します。
阿久梨絵でした!

Verified by MonsterInsights