WordPress 環境変更で発見!適切なタグ設定とその効果

こんにちは、阿久梨絵です。最近、WordPress環境を変更したところ、いくつかの不具合に直面しました。特に「関連記事」の抽出アルゴリズムが大きく変わり、適切な関連記事が表示されなくなったのです。いままで使用していたテーマでは、記事の本文から関連記事を抽出していたのに対して、現在はうまく機能していないようです。

調査結果とタグの見直し

調べてみたところ、「カテゴリ」と「タグ」の設定が「関連記事」に大きく影響していることが判明しました。「カテゴリ」は特に問題がなかったため、「タグ」の見直しを行うことにしました。なんとなくのキーワードをセットしていたため、450件近くのタグが登録されていましたが、これは異常に多いとのことです。

登録内容を確認したところ、1件しか使用されていないタグが200件近くありました。このため、タグの整理を開始しました。

タグの整理方法

カウントが0件、1件のものを中心に使用の有無、変更を1件ずつ確認して100件近く削除をしました。

 

「タグ」の登録件数で1件しかないパターン

名称ミスっている。スペルミスで登録されたもの。
同一の名称でも、言い回しが異なるもの(例  マイナンバーカード、ICカード)
ニッチ名称が1回だけ使われているもの。(商品名、メーカー依存の名称)
名称分割してしまったもの (例 Microsoft XXXX 、「Microsoft」、「XXXX」)
英語日本語の言い回し(例 プリント 印刷)

「タグ」の整理によるメリット

SEOの最適化: 1つ以下の記事にしか使用されていないタグは、検索エンジンにとって無駄な情報となりがちです。これを削除することで、タグクラウドが整理され、SEOのパフォーマンスが向上する可能性があります。

ユーザーエクスペリエンスの向上: 不要なタグを削除することで、読者がサイト内をナビゲートしやすくなります。関連性の低いタグが少なくなれば、読者は興味のあるコンテンツにたどり着きやすくなります。

管理の簡素化: タグの数を減らすことで、サイトの管理がシンプルになり、新しいタグを追加する際の重複を避けることができます。

「タグ」の整理によるデメリット

個別のニッチなコンテンツの見落とし: 特定のニッチなトピックに対する関心がある読者にとって、その1つの記事だけで使われているタグも有益な場合があります。

過去のコンテンツとの連携: 過去に作成したコンテンツがそのタグを必要としている場合、タグを削除すると読者が見つけにくくなる可能性があります。

おすすめのアクション

タグの分析: サイトのアナリティクスを利用して、各タグがどれくらいのトラフィックを引き込んでいるかを確認します。ほとんどトラフィックがないタグは削除を検討してもよいでしょう。

タグの統合: 関連性の高い複数のタグを統合し、より一般的なタグにまとめることで、タグの数を減らしながら、ナビゲーションを改善できます。

定期的な見直し: 定期的にタグを見直し、不要なものを削除したり統合することで、サイトのクリーンな運営を保ちます。

これからも、皆さんのサイト運営に役立つ情報を提供していきますので、引き続きチェックしてくださいね!
阿久梨絵でした。

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