EXCEL で、関連記事を調査している際、貸借対照表のテンプレートで気になる記述がありました。
関連記事:EXCEL でsubtotalの使い方を調べてみた。
計算式で、[ ]を使った式が何度か登場します。
最初に「名前の管理」で、名称設定を行います。計算式で判りやすい名称を使うことで、計算式が簡素化できます。
D列に「現行年度」が設定されています。
文字色、背景色が同色なので、なにもない表示に見えます。
表に関して名称設定ができます。
使用できる名称が一覧で表示されます。
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メリット
・名称を使うことで、計算式の設定ミスがなくなります。
・シートの作成方法を把握している作成者であれば、容易にシートの情報を変更できるので、メンテナンス性が高いです。
デメリット
・シートをメンテする際、作成者以外の人が使用するには解釈が必要です。
・名称をつける際の統一ルールがないと、メンテナンス性が悪いシートになります。