Aqlier/ 10月 2, 2022/ Windows

EXCEL で2つの表が存在していて、1つの表にしたいときがあります。
重複しないように1つの表にする方法をまとめました。

サンプル表


設定方法
1.2つの表を1つの表にします。A表の後にB表を繋げます。

2.この表で先頭から同じ値が、「何回目に出現」したかをカウントします。
=COUNTIF($B$15:B15,B15)

  範囲の先頭固定で、カレントセル(現在のセル)までの範囲で、カレントセルの値でチェック

3.すべての行に、出現回数のカウント(上記2)をドラッグします。

4.「上記2のカウント数」が、2以上の値は重複しているので、フィルターをかけて1の値だけを残します。

この方法は、A表(上から)を優先する方法になります。

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B表優先にしたい場合
上記、A表とB表を入れ替える方法もありますが、、入替を行わない場合での対処を行ってみました。

4.上記シートに「個数(D列)」のカウントを追加します。
=COUNTIF($B$15:$B$24,B15)
5.「最後に出現(E列)」したか否かのチェック列を追加します。
=IF(C15=D15,1,2)

「何回目に出現」と「最後に出現」が同じなら、最後に出現となります。
判定結果
1:最後に出現(個数と何回目に出現が同じ)
2:最後でない

6.個数(D列)、最後に出現(E列)をすべての行にドラッグします。
7.「最後に出現」にフィルターをかけて「1:最後に出現」を残します。