こんにちは、阿久梨絵です!【2025.2.25記事修正】
今回は、Word で数学の計算式に登場する「エックス(x)」を使う方法について詳しく解説します。理系の方なら、学生時代によく目にした数式「x = …」や「y = …」の書き方に戸惑ったことがあるかもしれませんね。この記事では、Word でエックス(x)を正しく使用するためのステップを紹介します。
数式のエックス(x)とは?
理系の教科書でよく見かける数式のエックス(x)。
Word でこの数式をどうやって出すのか疑問に思ったことはありませんか?
Word には数式のひな型が用意されており、「挿入」-「数式」から選択することができますが、エックス(x)に特有の問題があるのです。
エックス(x)の問題点
エックス(x)は、直線ではなく、半丸のイメージで書いた記憶があるかもしれません。このエックス(x)は、実際に数式で使用されるものとは異なることがあります。そこで、Word文書で数式のエックス(x)を正しく使用するための方法を以下にまとめました。
対応方法
1.挿入した数式でフォントをチェック 挿入した数式で使用されているフォントを確認します。「Cambria Math」というフォントが使用されていることがわかります。
2.「挿入」-「記号と特殊記号」でエックス(x)を探します。
「挿入」-「記号と特殊記号」からエックス(x)を探します。しかし、数種類見つかるため、この方法では正解がわかりません。
3.参考にする数式のエックス(x)を選択し、文字コードをチェックします。
参考にする数式のエックス(x)を選択し、Alt + x で文字コードに変換します。文字コードは「1D465」でした。
4.Word文書の該当箇所で、「挿入」-「記号と特殊記号」画面のフォントは「Cambria Math」にして、下部の文字コード窓に「1D465」を入力します。
5.該当文字が反転したら「挿入」を押します。編集画面にエックス(x)が表示されます。
追加のポイント
2023.1.16追記
https://aqlier.com/2023/01/16/word_suusiki/
2023.7.9追記
フォントCambria Mathは、Microsoft Office 2007以降に搭載されているフォントで、数式を美しく表示するために設計されています。しかし、なぜこのフォントが選ばれたのか明確な理由は見つかりません。
まとめ
Word で数式のエックス(x)を正しく表示するためには、特定のフォントと文字コードを使用することが重要です。この記事が、数式のエックス(x)に関する疑問を解決し、スムーズなドキュメント作成に役立てば幸いです。乗算「×」との混乱を防ぐために、正確な文字コードを活用してみてください。
阿久梨絵でした!