WPS Office2を使っての所見をまとめました

ノートパソコンを選ぶ際、Microsoft社のOfficeの有無が購入の決め手になることがあります。

ノートパソコンでOfficeがないときは何かと不便です。

そんなとき、Microsoft Officeが必要となったら、互換性が高いWPS社のOffice2がお勧めです。

約1年間、WPS Office2を使用しての所見をまとめました。

関連記事:WPS office2を購入してみた。

WPS Office2 Gold Editonを購入しましたが、Standard Editionでもいいのでは。。。
と言う点を挙げます。

 

因みに、製品上の名称は、SpreadSheet(EXCEL)、Writer(Word)、Presentation(PowerPoint)となっています。

特徴 
・Microsoft Office(EXCEL、Word、PowerPoint)と互換性が高い

  画面のメニュー、機能、色など違和感なく使用ができます。
  Microsoft Officeで作成・更新したデータに関しても、問題なく連携が取れます。
  関数に関して、そのままで使用できますがマクロに関しては一部未対応となっています。

・価格

  Microsoft Office(3万円台から)に比べて安く、5千円~1万円以下で購入ができます。

・格安パソコンで採用

  格安パソコンでは、WPS Office2がバンドルされている機種も販売されています。
  パソコンメーカーにおいても、低価格パソコンでバンドル採用されていることがあります。
  Microsoft Officeとの互換性を考慮した結果と言えます。

マルチデバイス対応

  Windowsのみならず、Mac、iPhone、Androidに関しても製品サポートがありマルチデバイスでの使用ができます。

・サポート

  製品は中国製ですが、製品サポートに関して日本で対応しているので日本語で問題ありません。


互換性があって安いというメリットがありますが、気になる注意点もあります。

・中国製

  開発元は、中国です。「中国製だから危険」という見方もされることがありますが、使用上で危険を感じたことはありません。操作に関して日本語対応が取れているので、使用する上でまったく問題ありません。

・Microsoft Officeに慣れた場合、対応していない機能(操作)がある

  入力オートコレクションショートカットに対応していない機能があります。
  Microsoft Officeに慣れで操作してしまうこともありますが、操作をしても無反応が多く注意が必要です。

・ライセンス認証チェック

  ネット未接続の状態でWPS Office2を使用すると、ライセンス認証というチェックが入ります。
  WPS Office2起動時、King Soft社にライセンス認証チェックが行われているようです。

  数時間前にネット接続したときは、問題なく使用できているので、必ずしもチェックが入ることはないです。
  ネット接続が前提の使用であれば問題ありませんが、ネット接続しない状況下での使用(外出先など)が多い場合、参照だけの使用制限になるため使用に当たって注意が必要です。

購入すべきバージョンは?

WPS Office2のラインナップは、以下の4点です。
通常のご利用であれば、Standard Editionがお勧めです。

・Platinum Edition
・Gold Edition
・Standard Edition
・Personal Edition

Platinum EditionとGold Editionは、価格が高くすべての機能を網羅しています。
特にVBAを使用や収録フォントしたい場合はこのバージョンになります。基本的な機能中心であれば必要性を感じることがありません。

収録フォントも他のパソコンのMicrosoft Officeと連携して使用する場合、他のパソコンで対応していないフォントを使用すると異なるフォントに置き換えられてしまうので、フォントがインストールされたパソコン内での使用に限定されてしまいます。

Personal Editionは、SpreadSheetWriterの機能になります。稀にネットで参照した情報で、PowerPoint文書が含まれていることもあるのでPresentationは欲しい機能と言えます。

気になった方は、30日間の無料体験をお勧めします。
ダウンロードでインストールできるので、お試しください。

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