こんにちは、阿久梨絵です。
スマホのロック解除、ネットショッピング、SNS、銀行アプリ。
私たちは毎日のように パスワード を使っています。
でも、ふと立ち止まると疑問が湧きませんか。
「パスワードって、何の“パス”なの」
「どうして“言葉”がセキュリティになるの」
実はこの言葉は、
現代の IT よりずっと前から存在していて、
もともとは “通過を許すための合言葉” という意味でした。
語源を知ると、
パスワードという言葉の見え方がガラッと変わってきます。
パスワードの語源は “pass(通る)+ word(言葉)” です
英語の password は、そのまま分解するとこうなります。
・pass:通る、通過する
・word:言葉
つまり語源は “通過を許すための言葉” です。
現代のログイン用語になる前から、
「通ってよい者かどうかを確認するための合言葉」
として使われていました。
もともとは軍隊の“夜間の合言葉”でした
パスワードの起源は、コンピュータではなく軍隊の見張りです。
夜間、敵と味方を区別するために、
見張り兵が通過者に合言葉を求めていました。
・見張り「合言葉を言え」
・通過者「○○○」
・見張り「よし、通れ」
この “通過を許すための言葉” が
そのまま password と呼ばれるようになりました。
つまり、パスワードは最初から
セキュリティのための言葉として誕生したのです。
コンピュータに取り入れられたのは 1960 年代です
コンピュータが複数人で使われるようになったとき、
「誰が使っていいか」を区別する必要が生まれました。
そこで軍事用語だった password がそのまま採用されます。
・コンピュータに入るための合言葉
・アカウントにアクセスするための合言葉
という意味で使われるようになり、
今の「パスワード」という概念が生まれました。
語源を知ると、パスワードの本質が見えてきます
パスワードは、ただの“文字列”ではありません。
・通過を許す
・本人かどうかを確認する
・不正な侵入を防ぐ
という本質的な役割は、
軍隊の時代からまったく変わっていません。
だからこそ、
「覚えやすいから」「短いから」という理由で
弱いパスワードを使うことは、
“合言葉を誰でも言える状態にしている” のと同じなのです。
語源を知ると、
パスワードの扱い方も自然と変わってきます。
まとめ
・パスワードの語源は pass(通る)+ word(言葉)
・意味は “通過を許すための合言葉”
・もともとは軍隊の夜間警備で使われていた
・1960年代にコンピュータの世界へ転用された
・現代でも「アクセスを許可する言葉」という本質は同じ
パスワードは、
ただの IT 用語ではなく、
人を守るための“合言葉”として生まれた歴史ある言葉なのです。
阿久梨絵でした。
