ドキュメント って、何者?──報道とITの“DOC”は同じルーツだった

こんにちは、阿久梨絵です!
「 ドキュメント 」って、報道でもITでもよく聞く言葉
でも、ニュース番組の“ドキュメンタリー”と、Wordの“ドキュメントファイル”って、まったく違うものに見えますよね。

実はこの「ドキュメント」、語源は共通していて、“記録”や“証拠”を意味するラテン語の「documentum」に由来しています。

報道の「ドキュメント」=事実を記録する映像や記事

報道の世界では、「ドキュメンタリー」や「ドキュメント番組」といった形で使われます。

実際の出来事や人物を記録・分析する映像作品
テーマを深く掘り下げ、視聴者に考えるきっかけを与えるもの
客観的な事実を伝える「報道」とは違い、主観や演出も含まれることがある

つまり、報道の「ドキュメント」は“記録された現実”を、編集して伝えるメディア形式なんです。

ITの「ドキュメント」=操作や仕様を記録するファイル

一方、ITの世界では「ドキュメント」はもっと技術的な意味で使われます。

マニュアルや仕様書、設計書などの“技術的な記録”
WordやPDF、Markdownなどで作られる“文書ファイル”
プログラムの使い方や構造を他者に伝えるための“説明書”

ここでも「記録」という意味は共通していますが、目的は“伝達と再現性”にあります。

共通点は「記録」──でも、使い方で“温度”が変わる

用途ドキュメントの意味温度感
報道現実を記録し、伝える映像や記事感情・主観を含むことも
IT技術や操作を記録する文書客観・再現性が重視される

どちらも「記録する」という語源を持ちながら、報道では“伝えるための物語”に、ITでは“使うための手順”に変化しているんですね。

まとめ

ドキュメント は、ただの記録じゃなくて、誰かに何かを伝えるための“設計”でもある。
報道では「考えるきっかけ」、ITでは「使える手順」
そして、どちらにも必要なのは──“相手の気持ちに寄り添う設計”です。

だからこそ、弊社ではこう考えます。

ドキュメントは、心に届く“記録のかたち”
それが報道でも、ITでも、変わらない本質です。
阿久梨絵でした!

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