モバイルICOCA とSuicaの改札トラブル:残高200円でも通れないエリア別仕様

こんにちは、阿久梨絵です!
モバイルICOCAで200円の残高が残っていました。これは、昔、関西でSuicaが使えなかった時代に購入したICOCAを、後にスマホへ残高移行して物品購入に利用していた名残です。ちょうど200円だけ残っていたので、「電車で使い切れる」と思い、199円区間を利用するタイミングでスマホを改札にタッチしました。

ところが――改札エラー。画面を見ると、なぜかモバイルSuicaが起動しているのです。ICOCAを選んだはずなのにSuicaが優先され、何度やり直しても同じ状態。結局、予定していた電車に乗り遅れるという納得しづらい体験になりました。

なぜ起きるのか?

メインカード設定の優先順位

スマホにモバイルSuicaとモバイルICOCAを両方登録している場合、改札で優先されるのは「メインカード」に設定された方。
・エリアによって優先されるカードが異なり、関東ではSuicaが標準仕様。ICOCAを使いたくてもSuicaが起動してしまうことがあります。

最低残高ルール

交通系ICカードは「運賃+最低限の保証額」が残高に必要
改札通過時にギリギリの残高しかないと、途中下車や乗り越し精算ができない可能性があるため、システムが拒否します。
・そのため、200円残高で199円区間は不可。実際には「最低残高200円以上必要」というルールが働いていたのです。

利用者から見た「納得いかない」ポイント

残高が運賃を上回っているのに通れない
オートチャージ設定があっても、改札通過時に発動しないと意味がない
メインカード設定や最低残高ルールが十分に周知されていない

対処法と予防策

スマホのウォレット設定で「メインカード」を確認・変更
残高は常に300円以上を目安にしておく
オートチャージ設定を活用(ただし休眠扱いには注意)
モバイルSuicaとICOCAを併用するなら、利用エリアごとに切り替えを習慣化

まとめ

モバイルICOCA で残高200円なのに199円区間で通れなかったのは、最低残高ルールによるシステム仕様
さらにエリアによってはモバイルSuicaが優先されるため、ICOCAを使いたくてもSuicaが起動してしまうことがあります。

残高があるのに通れない」「予定の電車に乗り遅れる」という納得しづらい体験ですが、現状はシステム上の制約
安心して使うためには、メインカード設定の確認と余裕残高の確保が欠かせません。
阿久梨絵でした!

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