Google Search Consoleでインデックスされないとき、まず見るべき5つのポイント

こんにちは、阿久梨絵です!
Google Search Console(GSC)を開いたら、
インデックスに登録されていません(エラー)」の文字。
焦る。でも、全部が“致命的”とは限らない

今回は、インデックス未登録エラーが出たときに、
どんな優先順位で対応すべきか?をUX・SEO・心理の視点から整理します。

1. まずは「エラーの種類」を確認する

GSCの「ページのインデックス登録」には、複数のステータスがあります。

ステータス名意味優先度
エラー明確な問題あり。インデックス不可。★★★
インデックス未登録(送信済み)クロール済みだが登録されていない。★★☆
検出されましたが未クロール存在は認識されているが、未訪問。★☆☆
クロール済み ・インデックス未登録内容的に価値がないと判断された可能性。★★☆

「エラー」と「未登録」は別物
まずは「本当にエラーなのか?」を見極めましょう。

2. 優先すべきは「技術的エラー」

以下のような技術的な問題は、最優先で対応すべきです。

noindexタグが入っている
robots.txtでブロックされている
canonicalタグが他ページを指している
URLが404や500エラーを返している

これらは「Googleが来ても、入れない」状態
“入口が閉まってる”なら、まず鍵を開けるのが先です。

3. 次に見るべきは「コンテンツの質」

技術的に問題がなくても、インデックスされない場合は

内容が薄い(thin content)
重複している(duplicate content)
検索意図に合っていない(intent mismatch)

この場合は、コンテンツの再設計が必要
「誰のために、何を伝えるか?」を見直すことで、Googleの評価が変わります。

4. 「クロールされていない」なら、内部リンクとサイト構造を見直す

Googleはリンクをたどってページを発見します。
以下のような構造だと、発見されにくい。

孤立したページ(オーランドページ)
JavaScriptで生成されたリンク
サイトマップに載っていない

この場合は、内部リンクの設計やサイトマップの更新が有効です。

5. 最後に「待つ」という選択肢もある

GSCの反映はタイムラグがあります。
「インデックス未登録(送信済み)」は、数日〜数週間で登録されることも。

焦ってリライトや削除を繰り返すと、
逆に評価が安定しないこともあるので、“待つ勇気”も戦略の一つです。

まとめ

GSCのエラーは、単なる警告ではなく、
Google との“認識のズレ”を教えてくれるUXアラートです。

技術的に閉じていないか?
コンテンツの価値はあるか?
構造的に発見されやすいか?
時間的にまだ評価されていないだけか?

この順番で冷静に対応すれば、
SEOの設計力と“検索エンジンとの対話力”が一段上がります。
阿久梨絵でした!

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