こんにちは、阿久梨絵です！
スマホひとつで支払いができる今、コンビニでのキャッシュレス決済はすっかり日常に。
中でも「 PayPay 」は利用者が多く、主要コンビニのほとんどで使えます。
でも──PayPayで支払ったとき、どのコンビニが一番ポイントが貯まるの？
実は、同じPayPayでも、コンビニによって“還元設計”が違うんです。
コンビニ別・PayPay支払い時のポイント設計
| コンビニ | PayPay支払い | アプリ提示でのポイント加算 | 二重取り可能性 | 設計の特徴 |
|---|---|---|---|---|
| セブンイレブン | ○ | セブンマイル＋PayPayポイント | ◎ | アプリ提示で自動加算、連携が強い |
| ローソン | ○ | Ponta（アプリ提示で加算） | ○ | アプリと決済を分離した設計 |
| ファミリーマート | ○ | Vポイント（ファミペイ提示） | △ | ファミペイ中心の囲い込み設計 |
| ミニストップ | ○ | PayPayポイントのみ | × | WAON系以外は加算対象外が多い |
セブンイレブン：PayPayとアプリが“自動連携”
セブンイレブンでは、PayPay支払いでPayPayポイントが付与されるのはもちろん、
セブンイレブンアプリを提示することでセブンマイルも自動加算されます。
つまり、アプリ提示＋PayPay支払いで“二重取り”が可能。
UX設計としても、ユーザーが意識せずに還元を受けられる設計になっています。
ローソン：アプリ提示が鍵
ローソンでもPayPayは使えますが、PayPayポイントしか付与されません。
ただし、ローソンアプリを提示すればPontaポイントが別途加算されます。
つまり、“アプリ提示＋PayPay支払い”で二重取りは可能ですが、
ユーザーが自分で組み合わせる必要がある設計です。
ファミリーマート：ファミペイ中心の設計
ファミマでもPayPayは使えますが、PayPayポイントのみが付与されます。
ファミペイアプリを提示しても、Vポイント加算はファミペイ決済時のみが基本。
つまり、PayPay支払いでは“ファミマ独自の還元”は受けにくい設計です。
ファミペイを使うことで最大3重取りも可能ですが、囲い込み型UXと言えます。
ミニストップ：PayPay単体で完結
ミニストップでは、PayPay支払いでPayPayポイントのみが付与されます。
WAON系列以外のポイント加算は基本的に対象外。
アプリ提示による追加還元は期待できないため、シンプルな設計です。
まとめ
・同じ PayPay でも、コンビニごとに還元設計が異なる
・「支払い手段」と「アプリ提示」は別のUXレイヤー
・お得に使うには、アプリ提示＋支払いの組み合わせを理解することが鍵
キャッシュレスの“お得”は、設計を読む力から生まれる。
アプリ提示と支払い手段──その組み合わせが、日常のUXを静かに変えていきます。
阿久梨絵でした！
