Mac のトラックパッドで右クリックが効かない?──“極端に右”じゃないと反応しない理由

こんにちは、阿久梨絵です!
MacBookのトラックパッドを使っていて、「右クリックが反応しない…」と感じたことはありませんか?
特に「右下を押してるつもりなのに、普通のクリックになる」「極端に右端じゃないと反応しない」など、ちょっとした違和感を覚える方も多いはず。

この記事では、 Mac のトラックパッドで右クリックが効きにくい理由と、安心して使える設定方法をやさしく解説します。

そもそも「右クリック」はどう認識されている?

Macのトラックパッドでは、右クリックは「副ボタンのクリック」として設定されています。
設定方法によって、以下のように認識されます。

設定項目動作特徴
2本指でクリック2本の指でタップすると右クリック誤操作が少ないが慣れが必要
右下隅をクリックトラックパッドの右下端を押すと右クリック反応範囲が狭く、ズレると失敗しやすい
左下隅をクリック左下端を押すと右クリック左利き向けの設定

「右下隅クリック」は、物理的に“右端ギリギリ”を押さないと反応しないため、少しでも中央寄りになると通常クリックになることが多いのです。

設定を見直して“安心感”を整える

設定手順(macOS Ventura以降)

1. Appleメニュー →「システム設定

2. 「トラックパッド」を選択

3. 「ポイントとクリック」タブを開く

4. 「副ボタンのクリック」を「2本指でクリックまたはタップ」に変更

この設定なら、右端を狙わなくても、自然な動作で右クリックができます。

それでも反応しないときは?

トラックパッドの表面が汚れている:指の動きを正しく認識できないことがあります
macOSの不具合:再起動やアップデートで改善することも
SMC(システム管理コントローラ)のリセット:ハードウェアの誤動作をリセットできます
Bluetooth干渉:外部デバイスが影響している場合もあるので、一時的にオフにして確認

まとめ

「右下隅クリック」は反応範囲が狭く、極端に右でないと反応しない設計
「2本指クリック」に変更することで、自然な操作で安心して使える
トラックパッドの不調は、設定・再起動・SMCリセットなどで改善可能

Mac の操作は、自分の感覚に合った設定に整えることで、安心感がぐっと増します。
あなたの指先が、あなたらしい快適さで満たされますように。
阿久梨絵でした!

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