こんにちは、阿久梨絵です!
「連絡先、どこに保存してる?」
「Outlookに登録したけど、バックアップってどうすれば…」
そんな声に、そっと寄り添ってくれるのが、 Windows の“Contacts”フォルダです。
クラウド全盛の今だからこそ、ローカルに保存できる安心感や必要なときだけ使える柔軟さが、じわじわと価値を持ち始めています。
今回は、Windowsにひっそりと存在する「Contacts」フォルダの役割と、Outlook連携を含めた活用術をやさしく解説します。
Contactsフォルダってなに?
Contactsフォルダは、Windowsに標準で備わっている連絡先管理機能の保存場所です。
個人や企業の連絡先を .contact 形式で保存でき、Outlookなどのアプリと連携することも可能です。
保存場所はこちら
C:\Users\<ユーザー名>\Contacts
※ <ユーザー名> はご自身のWindowsユーザー名に置き換えてください。
このフォルダに保存された連絡先は、1件ずつファイルとして管理されるため、必要な情報だけを選んで移行・共有することができます。
なぜ知っておくと安心なの?
・OutlookやWindows Mailと連携して、連絡先のバックアップ先として使える
・.contact ファイルは個別保存なので、必要な連絡先だけを移行・共有できる
・クラウドに頼らず、ローカル保存の安心感がある
・オフラインでも使えるので、ネット環境に左右されない
とくに、クラウド管理に不安がある方や、USBで持ち運びたい方にとっては、静かな味方になります。
Contactsフォルダの活用ステップ
1. Contactsフォルダを開く
・エクスプローラーで上記パスを入力すると、フォルダが表示されます。
2. 連絡先を新規作成する
・右クリック →「新規作成」→「連絡先」で、手動登録も可能です。
・名前・電話番号・メールアドレスなどを入力して保存できます。
3. Outlookと連携する
・Outlookで連絡先をエクスポート → .vcf 形式で保存 → Contactsフォルダにインポート。
・Windows側でも連絡先を管理できるようになります。
4. バックアップとして保存する
・ContactsフォルダごとUSBやクラウドにコピーしておけば、PC移行時も安心。
・.contact ファイルは1件ずつ独立しているので、必要な情報だけを選んで持ち運べます。
こんな使い方もおすすめ
・家族や職場の連絡先を、PCごとに分けて管理したいとき
・クラウドに頼らず、USBで連絡先を持ち運びたいとき
・.contact ファイルをメール添付して、相手に連絡先を渡したいとき
・「連絡先が消えたらどうしよう…」という不安を減らしたいとき
まとめ
Contactsフォルダは、Windows Vista以降に登場した古い機能。
でも今も静かに残っていて、必要な人にだけ、そっと寄り添ってくれる存在です。
クラウドが便利なのは確か。でも、すべてを預けるのが不安なときもありますよね。
そんなとき、Contactsフォルダは「自分で守れる安心感」をくれる場所になります。
・連絡先をローカルで管理したい
・必要な情報だけを選んで共有したい
・ネットがなくても、連絡先を確認したい
そんなあなたにこそ、この“ひっそり便利”な機能を知ってほしいのです。
阿久梨絵でした!
