IPアドレス の「 オクテット 」って何?|語源と仕組みをやさしく解説

こんにちは、阿久梨絵です!
「192.168.0.1」みたいな IPアドレス 、よく見かけるけど、
「 オクテット 」ってどういう意味?どこから来た言葉?

本記事では、IPアドレスの構造と“オクテット”の語源について、安心して読めるやさしい言葉で解説します。

オクテットとは?|IPアドレスの基本単位

「オクテット(octet)」とは、8ビット=1バイトのデータのかたまりのこと
IPアドレス(IPv4)は32ビットで構成されており、これを8ビットずつ4つに分割したものが「オクテット」です。

例:192.168.0.1 の構造

オクテット番号ビット数
第1オクテット1928ビット
第2オクテット1688ビット
第3オクテット08ビット
第4オクテット18ビット

つまり、IPアドレスは4つのオクテット=32ビットでできているんです。

語源:「octet」はラテン語の「octo(8)」から

「octet」は英語で「8つのもの」を意味する言葉
語源はラテン語の「octo(オクト)」=「8」
音楽の「オクテット(八重奏)」と同じ語源です

8ビットのかたまりだから“オクテット”。技術用語だけど、語源はとてもシンプルです。

なぜオクテットが重要なの?

IPアドレスの構造を理解するうえで、オクテット単位で考えることが基本
・サブネットマスクやCIDR表記(例:192.168.0.0/24)も、オクテットごとに意味が変わる
ネットワーク設計やトラブル対応でも、「第何オクテットか?」が重要なヒントになる

オクテットを理解すると、IPアドレスが“ただの数字”から“意味のある住所”に変わります。

まとめ

IPアドレスは 4つのオクテット=32ビット で構成されている
「オクテット」はラテン語の「8」が語源
ネットワーク設計・管理・トラブル対応に欠かせない単位
オクテットを知ることで、IPアドレスの意味がぐっとわかりやすくなる

IPアドレス は、ただの数字の羅列ではなく、意味のある“住所”
その構造を支えているのが「オクテット」という、小さくて頼もしい単位です。

語源を知ることで、技術用語が少し身近に感じられたり、
仕組みを理解することで、ネットワークの世界が少しだけやさしく見えてきたり——
そんな“ちょっとした安心感”を、この記事でお届けできていたら嬉しいです。
阿久梨絵でした!

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