こんにちは、阿久梨絵です!
「 iCloud は使ってるけど、OneDriveにもバックアップしておきたい」
「でも、毎回手動でコピーするのは面倒…」
そんな声に応えるように、iPhoneやiPadでも“ほぼ自動”でOneDriveにバックアップする方法があります。
この記事では、iCloudをメインに使いながら、OneDriveを“サブの安心先”として活用する運用術をやさしく紹介します。
完全自動ではないけれど、“ほぼ自動”はできる
iOSでは、iCloudとOneDriveを直接連携する機能はありません。
ですが、以下の方法で自動化に近い運用が可能です。
方法①:ショートカットアプリで自動コピー
Appleの「ショートカット」アプリを使えば、iCloud内のファイルをOneDriveにワンタップでコピーするレシピが作れます。
できること
・写真やPDFなどを選択 → OneDriveに保存
・特定フォルダの内容を定期的に移動
・Siriで「OneDriveにバックアップして」と音声操作も可能
制限
・完全自動ではなく、トリガー(操作)が必要
・バックグラウンドでは動作しないため、意識的な操作が必要
方法②:Microsoft OneDriveの「カメラアップロード」機能
OneDriveアプリには、写真や動画を自動でクラウドにアップロードする機能があります。
できること
・iPhoneのカメラロールを自動検知 → OneDriveにアップロード
・Wi-Fi接続時のみアップロードなど、細かい設定が可能
注意点
・iCloud写真と併用すると、同じ写真が両方に保存される
・容量管理が必要(OneDrive無料プランは5GB)
方法③:ファイルアプリで“ドラッグ&ドロップ”運用
iOSの「ファイル」アプリにOneDriveを追加すれば、iCloud Driveと並べて表示できます。
これにより、iCloud → OneDriveへの移動が直感的に可能になります。
できること
・ファイルを長押し → OneDriveへドラッグ
・フォルダごと移動も可能
注意点
・手動操作ではあるが、PC不要で完結できる
まとめ
・iCloudとOneDriveの直接連携は不可だが、“ほぼ自動”運用は可能
・ショートカットやOneDriveのカメラアップロード機能で、手間を減らせる
・ファイルアプリを活用すれば、スマホだけで柔軟なバックアップ運用ができる
・2つのクラウドを使い分けることで、安心感と冗長性がぐっと高まる
クラウドは“ひとつに頼る”より、“ふたつで支える”ほうが、暮らしにフィットする。
iCloud が日常を守り、OneDriveが保険になる──そんな運用、始めてみませんか。
阿久梨絵でした!
