こんにちは、阿久梨絵です!
「CDが読み込まれない」「DVDが途中で止まる」──
そんなとき、意外と見落とされがちなのがドライブ内部の“ヘッド”=ピックアップレンズの汚れです。
この記事では、パソコンの CD/DVDドライブ のヘッドを安全にお手入れする方法を紹介します。
ヘッド(ピックアップレンズ)とは?
・ディスクのデータを読み取るために、レーザー光を照射・反射を検出する装置
・レンズ表面にホコリや油分が付着すると、レーザーが正しく届かず読み込みエラーが発生
・特に長年使用したドライブや、頻繁にディスクを入れ替える環境では汚れやすい
お手入れ方法:基本は「レンズクリーナー」
1. レンズクリーナーCD/DVDを使う(乾式)
・市販の乾式レンズクリーナーを使用
・クリーニング用のブラシが付いたCDをドライブに挿入
・Windows Media Playerなどで再生すると、回転によってレンズ表面を軽く掃除
・所要時間:10〜30秒程度
おすすめ:定期的なメンテナンスに最適。手軽で傷つけにくい
2. 湿式レンズクリーナーを使う(汚れがひどい場合)
・クリーナー液を専用CDのブラシに少量つけて使用
・回転中に液がレンズ表面の汚れを浮かせて除去
・乾式で改善しない場合に有効
注意:液量が多すぎると故障の原因になるため、説明書通りに使用
3. 手動で掃除する(非推奨・上級者向け)
・ドライブを分解して、綿棒+無水エタノールでレンズを軽く拭く
・精密部品のため、静電気・力加減・分解リスクに注意
一般ユーザーにはおすすめしません。メーカー保証外になる可能性も
よくある誤解と注意点
| 誤解 | 実際 |
|---|---|
| 「読み込み不良はディスクのせい」 | レンズ汚れが原因のことも多い |
| 「クリーナーは使いすぎてもOK」 | 頻繁すぎる使用はレンズを傷める可能性あり |
| 「ブルーレイにも使える」 | ブルーレイ用レンズは別構造。専用クリーナーが必要 |
まとめ
CD/DVDドライブ のヘッドは、目に見えないけれど確実に汚れる部品。
読み込み不良が起きてから慌てるより、月1回のクリーニングでトラブルを未然に防ぐのが理想です。
弊社では、こうした“見えないUXの守り方”にも光を当てながら、安心感のあるデジタル環境づくりを支援していきます。
阿久梨絵でした!
