こんにちは、阿久梨絵です!
「最適化って、デフラグのこと?」
「SSDにTrimって出てきたけど、何をしてるの?」
そんな疑問に答えるため、この記事ではWindowsで表示される「 Trimを手動実行 」の意味と効果をやさしく解説します。
Trimとは?|SSDの“いらない領域”を整理する命令
SSDは、HDDと違って「削除されたデータの場所」をすぐに空き領域として認識しません。
そのため、OSが「この領域はもう使ってないよ」とSSDに伝える必要があります。
それが「Trim(トリム)」です。
Trimは、SSDの書き込み効率を保ち、寿命を延ばすための“見えない掃除”のようなものです。
WindowsでのTrimの実行方法
通常は自動で行われますが、手動で実行することもできます。
手動Trimの手順
1. スタートメニューで「ドライブの最適化」と検索
2. 「ドライブのデフラグと最適化」を開く
3. SSDを選択し、「最適化」ボタンをクリック
HDDの場合は「デフラグ」が実行されますが、SSDの場合は「Trim」が実行されます。
Trimの効果は?
・書き込み速度の安定化
・不要なデータ領域の整理
・SSDの寿命延長(書き込み回数の最適化)
ただし、Trimを実行しても「空き容量が増える」わけではありません。
あくまで内部の整理です。
注意点と誤解されがちなこと
| 誤解 | 実際は… |
|---|---|
| Trimは毎日やったほうがいい? | 自動Trimが有効なら、手動は月1回で十分 |
| Trimをするとデータが消える? | 消えません。削除済み領域を整理するだけ |
| HDDにもTrimが必要? | 不要です。TrimはSSD専用の機能です |
まとめ
「 Trimを手動実行 」は、SSDの内部を整えて快適さを保つためのメンテナンス操作です。
Windowsでは自動で行われることが多いですが、気になるときに手動で実行することで安心感が得られます。
弊社では、こうした“見えにくいけど大事な操作”を、実体験ベースでやさしく発信しています。
阿久梨絵でした!
