こんにちは、阿久梨絵です!
「 QRコード を読み取ったらLINEが開いた」
「でも、別のQRコードではSafariやChromeが開いた」
──そんな経験、ありませんか?
実は、すべてのQRコードがLINEを開くわけではありません。
今回は、「LINEが開くQRコード」と「そうでないQRコード」の違いを、利用者目線でわかりやすく解説します。
LINEが開くQRコードの条件とは?
QRコードに埋め込まれているURLが、LINEアプリで開くように設計されている場合に限り、LINEが起動します。
代表的なLINE用URLの例
・https://lin.ee/xxxxxx(LINE公式短縮URL)
・https://liff.line.me/xxxxxx(LIFF:LINE Front-end Framework)
・https://page.line.me/xxxxxx(LINE公式アカウントのページ)
これらのURLは、スマホが「LINEで開くべき」と判断するため、LINEアプリが起動します。
LINEがインストールされていない場合は、通常のブラウザで開かれます。
すべてのQRコードがLINEを開くわけではない
QRコードに埋め込まれているURLが、LINEとは関係ない通常のWebページ(例:企業サイト、Googleフォームなど)の場合は、LINEは起動しません。
例
・https://example.com/campaign → SafariやChromeで開く
・https://forms.gle/xxxxxx → Googleフォームがブラウザで開く
つまり、LINEが開くかどうかは「URLの種類」によって決まるんです。
LINEかどうかを見分けるには?
QRコードを読み取ったあとに表示されるURLを見て、以下のような文字列が含まれていればLINE関連の可能性が高いです。
| URLに含まれる文字列 | 意味 |
|---|---|
lin.ee | LINE公式の短縮URL |
liff.line.me | LIFFアプリ(LINE内Webアプリ) |
page.line.me | LINE公式アカウントのページ |
LINE内で開くページは、LINEのブラウザ(上部に「LINE」と表示)で表示されるので、見た目でも判別できます。
利用者として気をつけたいこと
・LINEが開く=安全とは限らない
→ URLの発信元(企業・公式アカウント)を確認しましょう
・LINEが開かない=失敗ではない
→ 通常のWebページが表示されるだけなので、問題ありません
まとめ
QRコード を読み取ったときにLINEが開くかどうかは、URLの種類とスマホの設定次第。
「LINEが開いたから安心」「開かないから失敗」ではなく、URLの中身を見て判断することが大切です。
ちょっとした違いですが、知っておくと安心して使えますよね。
阿久梨絵でした!
