こんにちは、阿久梨絵です!
「画像をダブルクリックしても開かない」「サムネイルが真っ白」「Webで表示されない」——そんなトラブル、意外と多いんです。
この記事では、 Windows 環境で画像が開けない/表示されない時に試すべき対処パターン5選を紹介します。
パターン①:拡張子が対応していない/壊れている
よくある症状
・.webpや.heicが開けない
・拡張子が.jpgなのに中身が壊れている
対処法
・対応形式か確認(Windows標準は .jpg, .png, .bmp, .gif, .tiff)
・.webpや.heicはPhotosアプリやブラウザで開く
・壊れている場合は画像ビューアを変えて試す(IrfanView, XnViewなど)
「開けない=壊れてる」ではなく、“形式が合ってない”だけのことも多い
パターン②:関連付けが崩れている
よくある症状
・ダブルクリックしても「どのアプリで開くか」聞かれる
・関連付けがPhotos以外になっていて開けない
対処法
1. 画像ファイルを右クリック →「プログラムから開く」
2. 「別のプログラムを選択」→「常にこのアプリで開く」にチェック
3. 推奨:Windows標準の「フォト」または「ペイント」
関連付けを直すだけで、一発で開けるようになるケース多数
パターン③:サムネイルが表示されない(エクスプローラー)
よくある症状
・フォルダ内の画像が全部「白いアイコン」になる
・サムネイルが読み込まれない
対処法
1. 「エクスプローラー」 → 「表示」 → 「オプション」 → 表示タブ
2. 「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」のチェックを外す
3. キャッシュをクリアする場合は以下の手順
del /f /s /q %localappdata%\Microsoft\Windows\Explorer\thumbcache_*.db
サムネイルはUXの第一印象。表示されないと“使いにくいOS”に見える
パターン④:Webで画像が表示されない(HTML/CSS)
よくある症状
・<img>タグで画像が表示されない
・CSSのbackground-imageが反映されない
対処法
・パスが正しいか確認(相対パス vs 絶対パス)
・画像形式がWeb対応か確認(.svg, .webp, .jpg, .pngなど)
・CSSで以下のように記述
background-image: url(‘images/banner.webp’);
background-size: cover;
Webでは“画像がある”だけでは表示されない。パスと形式が命
パターン⑤:セキュリティソフトやOneDriveが干渉している
よくある症状
・画像が開こうとしても「アクセスできません」
・OneDrive上の画像が「同期中」になっていて開けない
対処法
・セキュリティソフトの「リアルタイム保護」を一時的にOFF
・OneDriveの同期状態を確認 →「オンラインのみ」になっていればダウンロードする
・ファイルのプロパティ →「ブロック解除」ボタンがある場合はクリック
「開けない」の裏には“保護されすぎてる”問題が潜んでいることも
まとめ
画像が開けない/表示されない原因は、拡張子・関連付け・表示設定・Web構造・セキュリティなど、複数の要素が絡んでいます。
弊社では、こうした“見えないUXトラブル”を構造から解決する設計術を今後も発信していきます。
阿久梨絵でした!
