こんにちは、阿久梨絵です!
メールヘッダーとは、メールの送信元・経路・認証情報などが記録された「見えない情報」です。迷惑メールやなりすましメールを見抜くためには、このヘッダー情報がとても重要です。
Gmail では、数クリックで簡単にヘッダーを確認できます。
Gmailでメールヘッダーを表示する手順(PC版)
1. Gmailを開き、対象のメールを表示
2. 右上の「︙(その他)」アイコンをクリック
3. 表示されたメニューから「メッセージのソースを表示」を選択
4. 新しいウィンドウに、メールの全文(ヘッダー+本文)が表示されます
ヘッダーで確認すべきポイント
| 項目 | 内容 | 意味 |
|---|---|---|
Authentication-Results: | SPF/DKIM/DMARCの認証結果 | PASSなら信頼性あり |
Received: | メールの経路 | どのサーバーを通ったか |
Return-Path: | 実際の送信元 | From: と異なる場合は注意 |
Message-ID: | メールの一意識別子 | 不自然な形式は偽装の可能性あり |
ヘッダーを解析する便利ツール
Gmailで表示されたヘッダーをコピーして、以下のツールに貼り付けると詳細解析が可能です。
Google Admin Toolbox Messageheader
→ メールの経路や遅延、認証結果を視覚的に表示
スマホでの確認はできる?
現在、Gmailアプリではメールヘッダーの確認はできません。スマホで確認したい場合は、以下の方法を試します。
・スマホのブラウザでGmailを開く
・ページ下部の「デスクトップ版を表示」を選択(※現在は非表示の場合あり)
・PC版と同様に「︙」→「メッセージのソースを表示」で確認
※2024年以降、簡易HTML版のGmailは廃止されており、スマホでのヘッダー確認は難しくなっています。
まとめ
Gmail では「メッセージのソースを表示」からメールヘッダーを簡単に確認できます。SPF・DKIM・DMARCの認証結果や送信元情報をチェックすることで、迷惑メールやなりすましを見抜く力が身につきます。
メールの安全性を自分で判断できるようになれば、詐欺や情報漏洩のリスクを大きく減らせます。ぜひ、Gmailでのヘッダー確認を活用してみてください!
阿久梨絵でした!
