こんにちは、阿久梨絵です!
プレゼン 資料を作るとき、「構成ってどうすればいいの?」と悩むこと、ありませんか?
「起承転結がいいのか?」「結論から言うべきなのか?」──構成の正解が分からないまま、スライドを並べてしまうことも。
特に制限時間が10分しかない場合、構成の組み立て方が“伝わるかどうか”を左右します。
今回は、10分プレゼンに最適な構成の考え方と、ページ配分の目安を紹介します。
結論:プレゼンは「結→起→承→結」で組み立てるのが効果的
なぜ「結論ファースト」がいいのか?
・聞き手は「この話、何のために聞くの?」を最初に知りたい。
・結論を先に出すことで、話の目的が明確になり、集中力が高まる。
10分プレゼンの構成テンプレート(全体で約6枚)
パート | 内容 | スライド枚数 |
---|---|---|
結論(冒頭) | 今日伝えたいこと・主張 | 1枚 |
起(背景) | なぜこの話が必要か/課題 | 1枚 |
承(根拠) | データ・事例・理由 | 2枚 |
結(まとめ) | 再度主張+行動提案・問いかけ | 1〜2枚 |
予備 | Q&A・補足・予備資料 | 1枚(任意) |
合計6〜7枚で、1枚あたり約1分半〜2分のペースが理想。
構成のポイント
① 最初の「結論」で聞き手の“目的意識”を作る
例:「このツールを使えば、作業時間が30%短縮できます」
→ 何を得られるかが分かると、聞く姿勢が変わる
② 「起」で共感を生む
例:「私たちは、毎日資料作成に1時間以上かけています」
→ 課題を共有することで、“自分ごと”として聞いてもらえる
③ 「承」で納得を作る
例:グラフ・事例・比較など
→ 主張の裏付けを示すことで、信頼感が生まれる
④ 最後の「結」で行動につなげる
例:「このツールを導入することで、業務効率が劇的に改善します。ぜひ一度試してみてください」
→ 聞き手が「何をすればいいか」が明確になる
補足:スライドは“話すための道具”である
構成が整っていれば、スライドはシンプルでも伝わります。
逆に、構成が曖昧だと、どんなに凝ったデザインでも伝わりません。
プレゼンは、“話す順番”がすべてを決める。
だからこそ、構成を意識するだけで、伝わる力が一気に高まります。
まとめ
10分という限られた時間の中で、聞き手の心に残すには、
結論から入り、背景と根拠で納得させ、最後にもう一度結論で締める──この流れが最も効果的です。
構成は、 プレゼン の“骨格”。
それが整えば、言葉も資料も、自然と伝わるものになります。
阿久梨絵でした!