こんにちは、阿久梨絵です!
QRコードは、今や日常のあちこちに登場する便利な情報の入り口です。
イベントのチケット、決済画面、アプリの招待リンク、Wi-Fi設定…。
でも、こんな経験はありませんか?
・スマホ の画面にQRコードが表示されたけど、読み取れない
・招待リンクがQRコード形式で送られてきたけど、スマホ1台しかない
・決済アプリのQRコードを、別のアプリで読み込む必要がある
実はこれ、スマホのカメラが外向きにしか使えないという構造的な制約によるもの。
つまり、自分のスマホで自分の画面を撮影することはできないんです。
でも、諦めるのはまだ早い。
スマホ1台だけでも、QRコードを読み取る方法はちゃんとあります。
ここでは、誰でもできる3つの裏技をご紹介します。
裏技①:スクリーンショット+QR解析アプリ
最もシンプルで汎用性の高い方法です。
手順
1. スマホ画面に表示されたQRコードをスクリーンショットで保存
2. QRコード解析ができるアプリを開く(例:LINE、Googleレンズ、QRコードリーダーなど)
3. スクショ画像を読み込んで、QRコードを解析
ポイント
・LINEの「QRコードリーダー」は画像からの読み取りに対応
・Googleレンズは、画像内のリンクや情報を自動で抽出してくれる
・QRコードリーダー系アプリは、広告が少ないものを選ぶと快適
この方法は、AndroidでもiPhoneでも使えるので、最も汎用性が高いです。
裏技②:Googleレンズ(Androidユーザー向け)
Googleレンズは、画像認識に特化したGoogleの機能です。
手順
1. QRコードのスクリーンショットを撮る
2. Googleフォトで画像を開く
3. 「レンズ」アイコンをタップ
4. QRコードの情報が自動で表示される
ポイント
・URL、連絡先、Wi-Fi設定なども認識可能
・画像内の文字も読み取れるので、OCRとしても使える
Googleレンズは、受動的な検索体験を可能にするツールです。
「調べよう」と思わなくても、画像を開くだけで情報が届くのは便利ですね。
裏技③:Live Text(iPhoneユーザー向け)
iOS 15以降に搭載された「Live Text」機能は、画像内のテキストやQRコードを認識できます。
手順
1. QRコードのスクリーンショットを撮る
2. 写真アプリで画像を開く
3. QRコード部分を長押し or タップ
4. 「リンクを開く」などの選択肢が表示される
ポイント
・Safariやメール、連絡先などと連携可能
・iOS 16以降では、さらに認識精度が向上
Live Textは、画像が“情報の入り口”になる体験を提供してくれます。
iPhoneユーザーなら、ぜひ活用したい機能です。
まとめ
QRコードは便利ですが、「読み取る側の制限」に気づいていない人も多いもの。
特にスマホ1台で完結したい場面では、「どうすればいいの?」と戸惑うこともあります。
今回紹介した方法は、どれも特別な知識や設定は不要。
スクリーンショットを撮るだけ、アプリを開くだけで、
“読めないQRコード”が“読める情報”に変わる瞬間を体験できます。
スマホ は、使い方次第で「できない」を「できる」に変えてくれる道具。
ちょっとした裏技で日常がもっと快適になりますよ。
阿久梨絵でした!