こんにちは、阿久梨絵です!
ある日、見慣れないブラウザが立ち上がった。
「既定ブラウザはGoogle Chromeのはずなのに、なぜ Norton Private Browser が…?」
そんな違和感、あなたも感じたことがあるかもしれません。
実はこれ、ノートン製品をインストールした際、スタートアップに Norton が勝手に設定されているケースが多いのです。
原因と対処法:スタートアップの罠
Windows の「既定のアプリ」設定で Chrome を選んでも、Norton Private Browser が起動してしまう。
その原因は、スタートアップに Norton が常駐していること。
スタートアップから無効にする方法
1. タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)を開く
2. 「スタートアップ」タブを選択
3. 「Norton Private Browser」を右クリック →「無効化」
これで、次回の起動時から Norton は自動起動しなくなります。
もう使わないなら、アンインストールという選択肢も
「そもそも Norton Private Browser を使う予定がない」
「Chrome で十分、安全に使えている」
そんな方は、アンインストールしてしまうのも手です。
アンインストール手順(Windows)
1. 「設定」→「アプリ」→「インストール済みアプリ」
2. 「Norton Private Browser」を探す
3. 「アンインストール」をクリック
これで、完全に Norton のブラウザから解放されます。
テクノロジーとの付き合い方:便利さと自由のバランス
セキュリティソフトは「守る」ことを目的に設計されています。
しかし、その“親切”がユーザーの選択を奪うこともあります。
スタートアップで勝手に起動するブラウザ…。
それらは、便利さの裏にある「設計の押しつけ」かもしれません。
私たちが求めるのは、ただの保護ではなく、選べる自由と透明性。
アンインストールという選択は、自分の環境を自分で守るという意思表示でもあるのです。
テクノロジーに“選ばされる”時代に、私たちはどう選ぶか
今回の問題は、単なる「ブラウザの設定ミス」ではありません。
それは、私たちが日々使うテクノロジーが、どこまで私たちの意思を尊重しているかという問いでもあります。
表面的な事実
・Norton Private Browser はスタートアップで勝手に起動することがある
・既定のブラウザが Chrome でも、リンクが Norton で開くことがある
・スタートアップを無効にするか、アンインストールすれば解決できる
その裏にある構造
・セキュリティソフトは「守る」ことを名目に、ユーザーの操作を上書きすることがある
・「便利さ」は時に「支配」に変わる
・私たちは、気づかないうちに“選ばされている”ことがある
まとめ
・スタートアップを見直す
・既定のブラウザを確認する
・使わないソフトをアンインストールする
・「これは本当に自分が選んだものか?」と問いかけてみる
それは、ほんの数クリックかもしれない。
でもその先には、自分らしいデジタル環境と、テクノロジーとの健全な関係が待っているはずです。
阿久梨絵でした!