Autoptimize のCSS/JSキャッシュが100%に達した際の対処法

こんにちは、阿久梨絵です!
Autoptimize は、WordPressサイトの速度向上と最適化に役立つ強力なプラグインですが、CSS/JSのキャッシュが蓄積しすぎると、サイトの動作に影響を及ぼすことがあります。今回は、キャッシュサイズが615.17MB、ファイル数が3039 に達しているケースを想定し、その原因と対策を解説します。

キャッシュ肥大化の原因

キャッシュサイズが異常に増加する要因は以下の通りです。

1. 定期的なキャッシュ削除が未設定

Autoptimizeはデフォルト設定ではキャッシュを一定期間保持しますが、手動削除しない限り蓄積され続けます。

2. CSS・JSファイルの頻繁な更新

テーマやプラグインのアップデートが頻繁に行われると、新しいキャッシュファイルが生成され、不要なデータが蓄積される。

3. キャッシュの保存容量に制限がない

設定次第ではキャッシュの最大サイズが決まっておらず、無制限に増加する場合があります。

対処方法

キャッシュを手動で削除する

・Autoptimizeの管理画面から「CSS/JSキャッシュ消去」ボタンを押して、一度全キャッシュをクリアしましょう。

キャッシュの自動削除を設定する

・「キャッシュオプション」を確認し、一定期間ごとの自動削除を有効にします。(例:1週間ごとに削除)

キャッシュの最大サイズを制限する

wp-config.phpに以下のコードを追加し、キャッシュサイズを適切に制限できます。

define(‘AUTOPTIMIZE_CACHE_SIZE_LIMIT’, ‘256000’); // 256MBに制限

CDNを活用する

・CSSやJSのキャッシュの負荷を軽減するため、CDNを導入して高速化を図る。

不要なプラグインを整理する

キャッシュが過剰に増える原因となるプラグインがないか確認し、不要なものを削除して最適化する。

まとめ

Autoptimize のキャッシュが肥大化すると、サイトの速度低下やサーバーストレージの圧迫が生じる可能性があります。定期的な管理と適切な設定を行うことで、スムーズな運用を維持しましょう。
阿久梨絵でした!

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