「 パラメータ 」と「パラメタ」—正しい読み方と使い分け

こんにちは、阿久梨絵です!
「 パラメータ 」と「パラメタ」、どちらが正しいのか迷うことがありますよね。特にITや数学の分野では頻繁に使われる言葉ですが、表記の揺れが見られます。本記事では、語源や発音の違い、公式な表記について詳しく解説します。

「パラメータ」と「パラメタ」の違い

この言葉は、英語の parameter(パラメーター)に由来しています。日本語では、以下の2つの表記が使われています。
パラメータ(長音あり)
パラメタ(長音なし)

どちらも広く使われていますが、公式な表記としては「パラメータ」が推奨されることが多いです。

文化庁の外来語表記ルール

文化庁の「外来語の表記」では、英語の語尾が -er, -or, -ar の場合、原則として長音符号「ー」を用いるとされています。例えば
・コンピューター
・エレベーター
・レギュラー

このルールに従うと、「パラメータ」が正しい表記となります。ただし、慣用的に「パラメタ」と表記されることもあり、完全に誤りとは言えません

発音の違い

英語の parameter の発音は pəˈræmɪtər であり、「メーター」の部分は強く発音されません。そのため、英語の発音に近づけるなら「パラメタ」の方が自然とも言えます。

しかし、日本語では「メーター」や「コンピューター」のように長音を含む表記が一般的なため、「パラメータ」の方が馴染みやすいでしょう。

IT業界での使われ方

IT業界では、「パラメータ」が公式なドキュメントや書籍で使われることが多いです。一方で、エンジニアの間では「パラメタ」と略して使われることもあります。

使用例
公式ドキュメント:「パラメータを設定する」
会話やコード内:「この関数のパラメタを変更する」

このように、場面によって使い分けられることがあります。

まとめ

「 パラメータ 」と「パラメタ」はどちらも使われますが、文化庁のルールに従うと 「パラメータ」 が正式な表記です。ただし、英語の発音に近い「パラメタ」もエンジニアの間では使われることがあり、完全に誤りとは言えません。
阿久梨絵でした!

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