ネットワークの「足回り」と「 プロバイダー 」とは?役割と違いを徹底解説

こんにちは、阿久梨絵です!
インターネットを利用する際、「足回り」と「 プロバイダー 」という言葉がよく出てきます。この2つはネットワーク接続の基盤を支える重要な要素ですが、それぞれの役割には大きな違いがあります。この記事では、「足回り」と「 プロバイダー 」の意味や役割、そしてその違いを詳しく解説します。

「足回り」とは?

「足回り」は、インターネット接続における物理的なインフラ部分を指します。具体的には、利用者の自宅やオフィスと最寄りの通信事業者の拠点施設(交換局やデータセンター)を結ぶアクセス回線のことです。英語では「Last Mile」とも呼ばれます。

役割: 利用者から通信事業者(キャリア)へのデータの入り口を担い、安定した通信の基盤を提供します。
代表的な技術: 光ファイバー、ケーブルテレビ回線、さらには無線通信(WiMAXや5G)などがあります。

「プロバイダー」とは?

「プロバイダー」は、インターネット接続サービスを提供する事業者のことを指します。正式には「ISP(Internet Service Provider)」と呼ばれます。

役割: 足回り回線を利用して、ユーザーがインターネットにアクセスできる環境を整えます。プロバイダーは、DNSやメールサーバー、セキュリティ機能などの各種サービスも提供します。
主な例: BIGLOBE、So-net、OCN、GMOとくとくBBなど、日本には多数のプロバイダーがあります。

足回りとプロバイダーの違い

特徴足回りプロバイダー
役割物理的な通信インフラの提供インターネット接続サービスの提供
提供者NTTなどの通信キャリアISP(例: BIGLOBE、So-net)
技術例光ファイバー、ケーブルテレビ回線IPアドレスの割り当て、DNS管理、メールサーバー
ユーザーへの影響通信速度や安定性に直結契約プランや追加サービスによる利便性向上

どちらを選ぶ際に注意すべき点?

足回りを選ぶ際

お住まいの地域で利用可能な回線技術(光回線など)を確認。
利用目的に合った通信速度と安定性を重視。

プロバイダーを選ぶ際

月額料金や初期費用、キャンペーンの有無を比較。
提供される追加サービス(セキュリティソフトやメールアドレス)が自分のニーズに合っているか確認。

まとめ

ネットワークの「足回り」と「 プロバイダー 」は、インターネット接続を支える2つの重要な要素です。足回りはインフラとしての物理的な回線、プロバイダーはその上でサービスを提供する存在と考えると分かりやすいでしょう。この2つをしっかり理解することで、自分に合ったネットワーク環境を整えることができます。
阿久梨絵でした!

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